初めまして、大阪大学経済学研究科 博士後期課程2年の浅川慎介です。研究分野は労働経済学・教育の経済学・計量経済学で、主に国や大学で収集したデータを使って児童手当の政策効果の検証を行っています。 皆さんの中にはタイトルを見て、 経済学なのに少子化? そう思った人もいることでしょう。 恐らく、多くの人が「経済学」と聞くと、株価などのお金の話や、物の売り買いの話、最近ではTPPなどの国際貿易の話などを思い浮かべると思います。 どれも正解です。ですが、これらのトピックには実は共通点があります。 それは、会社のために、欲しいものを買うために、そして家族を養うために「働いている人がいる」ということです。 働くためには、その前にきちんと学校で勉強しなければなりません。学校で勉強するためには、そもそも親から生まれて来なければいけません。 つまり、子どもを産むこと・勉強すること・働くことはそれぞれ密接に繋が