総務省が21日発表した電気通信サービスの加入状況によると、2011年12月末の携帯電話(PHS含む)の加入契約数が前年同期比7・6%増の約1億2986万8000件となり、初めて日本の総人口(1億2805万7352人)を上回った。 スマートフォン(高機能携帯電話)の普及で、通話用とあわせて2台の携帯電話を持つ利用者が増えたことや、通信各社が子ども用の端末を相次いで投入したためとみられる。 調査は3か月に1度行われている。11年末の普及率は101・4%で、11年9月末時点(99・4%)を2ポイント上回った。内訳は、携帯電話が1億2555万7000件で、PHSが431万1000件だった。