国内のアニメーション関連ビデオソフト売上げの減少が下げ止まらない。財団法人 日本映像ソフト協会がまとめる「JVA Report」の国内ビデオソフト売上げ実績によれば、日本アニメーションと海外アニメーションのDVDとブルーレイを合算した2023年の国内売上げは268億円で、前年の292億円から約8%の減少となった。 国内市場全体は1152億3500万円と前年比0.4%減と横ばいだったが、アニメーションに限ると前年に続いてのマイナスだった。2022年はその前年から約40%の大幅減少だったため、下落率は大幅に縮まってはいる。 アニメーション売上の8割以上を占める「日本アニメーション(一般向け)」(販売用)が、前年の235億円から224億円に減少したことが、減少の理由のひとつだ。しかし下落率は4.5%に留まっており、むしろ「海外アニメーション(一般向け)」(販売用)が23.7%減、「日本の子供向け