ブックマーク / blog.tinect.jp (5)

  • 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと

    学生時代、塾の講師をやっていたことがあります。 古い雑居ビルの2階・3階に入っていた、あまり大きくはない塾でした。河合塾とか代ゼミとか、そういう大手の進学塾の影に隠れて、地元の子どもたちを集めてなんとか経営を成り立たせている、そんな塾だったと思います。 その為なのかどうか、生徒の成績はどちらかというと振るわない子が多く、「落ちこぼれてしまった子が、なんとか学校の授業についていく為に」通う塾、というようなところがありました。 塾には何人か講師がいましたが、殆どは私と同様の学生アルバイトで、残りは卒業後にそのままバイト上がりで就職したようなメンバーでした。子どもにもそれほどやる気はなく、親も当然受験受験という感じではなく、講師の意識もそこまでは高くなく、まあ言ってしまえばかなりいい加減な雰囲気の塾でした。 とはいえ、そんな中でも、「出来なかったことが出来るようになった」瞬間、子どもの顔がぱっと

    塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと
    ascar
    ascar 2022/11/07
  • 「何がわからないか、わからない」への寄り添い方について。

    最近長女次女の宿題を見るようになって、ちょくちょく昔のことを思い出しています。 何度か書いてるんですが、学生の頃、補習塾で塾講師のアルバイトをしていたことがあります。 補習塾というのは、基的には「学校の勉強についていけない子」がその解決のためにくるところです。 当然、生徒さんは勉強への苦手意識を持っている子が殆どですし、自己評価や自己肯定感にも大きなキズをつけてしまっているケースがかなりの割合を占めていました。 学校の勉強のことを原因として、家庭内の雰囲気が悪くなってしまっている子も少なくありませんでした。 補習塾に来る子って、塾に通わせる程度に親御さんの意識が高いので、親御さんの意識と子どもの学力に大きなギャップがあるケースが多かったんですよね。 自分のせいで家の中がギスギスしてしまっている、と無意識にも感じているのか、お子さんの委縮具合が見ていて辛かったです。 *** 「分からない」

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    ascar
    ascar 2022/11/07
  • 「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。

    むかし、一緒に働いた方から「なぜタスク管理をしないのか」と問われた事がある。 だが、その時の私には、多くの人が思うように、なぜタスク管理が必要なのか、それにどのようなメリットがあるのか、正直よくわからなかった。 というのも、上から出された指示はそう忘れるものではない。 百歩譲って、忘れそうなときにはメールで貰えばよいし、手帳もある(今ではスマートフォンもある)。 また、いちいちタスクを書き出して管理をするという手間が、むしろ仕事を遅らせるのではないかと思っていたからだ。 私は言った。 「タスク管理ですか……。指示はちゃんと覚えてますから大丈夫ですよ。」 すると彼は言った。 「もしかして、タスク管理を面倒くさそう、とか思ってる?」 図星だったが、私は平気な顔をした。 「いえ、なんか仕事をやらされている感……というか仕事に追われるのが嫌なんです。」 「ふーん。」 彼はニヤリと笑って言った。 「

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    ascar
    ascar 2017/12/14
    説得力皆無
  • もう、だれもあなたを管理してくれない。

    多くの方がご存知のように、いま企業は「主体的に動く」従業員を求めている。そして、主体的に動くとは、おおむね以下のようなものである。 ・自分自身で「組織にどのように貢献すればよいか」を知る ・自分自身で仕事の目標を設定する ・自分自身で仕事のやり方を決定する ・自分自身で自己の能力開発を行う 要するに、「管理されなくても成果を出せる人」が、最も望ましい人材とされる。 「そんなこと当り前じゃないか」と思う方もいるかもしれない。だが実は、これはつい50年前まで当たり前ではなかった。 アルビン・トフラーは著書*1のなかで昔の状況を次のように述べる。 「組み立てライン」をフランス語で「鎖」というのも、肉体労働者から最高管理者まで全員が「命令の鎖」に従って仕事をしたのも、偶然ではない。 仕事は熟練や頭脳を必要とせず、標準化され、この上なく簡単な動作に分解された。そして、ホワイトカラー労働が広がるにつれ

    もう、だれもあなたを管理してくれない。
    ascar
    ascar 2017/11/22
    “多くの方がご存知のように、いま企業は「主体的に動く」従業員を求めている。そして、主体的に動くとは、おおむね以下のようなものである。 ・自分自身で「組織にどのように貢献すればよいか」を知る ・自分自身で
  • タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話

    何度か書いていますが、しんざきはシステム関係の仕事をしており、今はそんな大きくないチームの責任者です。自分でも色々作業しますが、一応マネジメントもする立場です。 今とはまた違うチームにいた頃、チームの統合・再編成が行われたことが何回かありました。 チームメンバーは増えたり減ったりしますが、大体毎度、新しいメンバーを何人かは見ることになります。 当たり前のことですが、知らないメンバーと一緒にやっていく際には、まずその人にどんなタスクを振るか、どうタスクを振るかを考えないといけません。 何か新しい技術に触れていくならどのようにスキルのキャッチアップをしてもらうか考えないといけませんし、引き継ぎがあるなら引き継ぎの計画を立てなくてはいけません。 だからチームの再編成の時には、格的に仕事を始める前に、それぞれのメンバー、及びそれぞれのメンバーの以前の上司に必ず面談とヒアリングをします。いや、別に

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    ascar
    ascar 2017/04/25
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