『比較文学研究』に載った鄭百秀の『コロニアリズムの超克』の三ツ野君による書評で、今では韓国でも自国のナショナリズムを批判してもいいのだ、とあったので、疑問を感じて李建志君に訊いてみたら、 「韓国では自民族中心主義は、いちおう「批判しなければならない」という合意に達しています。それが今世紀の韓国です。しかし、これが「ことばだけ」であるという状況が続いているのです。それは、保守派のナショナリズムこそが間違っていたのであり、革新派は正しいという主張です。」 というようなことで、もっとあるのだが詳しいことは李『日韓ナショナリズムの解体』(筑摩書房)の第二章に書いてある。なお鄭が、韓国にキリスト教が根付いた理由を、「宇宙の本体」を意味する「ハナニム」という朝鮮語に「唯一神」が訳されたからだというのだが、どうもその言葉が、いつ誰によって作られたのか分からない。あと「ハヌニム」(ハヌル=天、ニム=さま)
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