DeNAは、2016年に発生したWELQをはじめとする“キュレーション”メディアの問題に関する第三者委員会による調査報告書を受領し、その内容と、今後の対応方針などを3月13日に発表した。 調査結果を受け、DeNAでは次のような関係者の処分を発表している。 守安功氏(代表取締役兼CEO): 月額報酬の50%を6か月減給(2016年12月公表の30%を6か月減給から変更)村田マリ氏(執行役員メディア統括部長兼Palette事業推進統括部長): DeNA執行役員、子会社iemo代表取締役、Find Travel代表取締役を辞任する意向を表明中川綾太郎氏(子会社ペロリ代表取締役): 3月12日付けで同社の代表取締役を辞任その他執行役員など27名についても就業規則に基づく処分調査結果によると、DeNAが運営していた10サイトの記事についてサンプル調査を行った結果、次のような問題が見つかったという。
この記事では、検索エンジンにおける順位決定において、バイラルコンテンツの効果は、ドメイン名全体の検索順位にはほとんど、あるいはまったく波及しない(少なくともある種の状況においては)という仮説を、3つの事例のデータとともに証明したい。 オーガニック検索で上位に表示されるためには、リンクは今でも非常に重要だ。 しかし、そうしたリンクを獲得する方法は変わった。 (中略) 今、重要なのはコンテンツマーケティングだ こんな話を、ここ数年の間にSEO関連のカンファレンスに参加したことがある人なら、聞いたことがあるだろう。 よく言われているのは、こういうことだ。 「検索で上位に表示される価値のある」素晴らしいコンテンツはリンクを獲得することができ、それによってサイトのオーソリティが高められ、ひいてはそのコンテンツ自体のみならずドメイン名全体の検索順位が引き上げられることに。 同じ論理で考えると、リンクの
多くのSEO担当者にとって、グーグルの「検索品質評価ガイドライン」を目にすることは、グーグルの検索順位決定アルゴリズムをのぞき見るようなものだ。 ガイドラインを読んだからといってグーグルの検索結果で1位に表示されるための秘策が得られるわけではないが、グーグルがどういったページを高品質(あるいは低品質)と見ているかや、検索結果の上位に表示させたいページとはどういう種類のものかについて、驚くほど深い洞察が得られるのは間違いない。 グーグルは2015年11月、異例にも検索品質評価ガイドライン完全版を公開した。これに先立ち、The SEM Postでは流出したガイドラインを入手して内容を分析していた。 グーグルは2013年に同ガイドラインの要約版を公開したことがあるが、検索品質の評価者に配布されているガイドラインの完全版をそのままの形で公開したのは今回が初めてだ。 むしろ、グーグルは品質評価者を試
Y軸がFleschスコアだ。検索順位上位にあるURLとの正の相関関係がかなり強く、平均的に読みやすいテキストであることがわかる。 ただし、コンテンツを長く(または読みやすく)するだけで検索順位を上がるわけではない。重要なのは、1つのトピックに一面的な見方だけをしているわけではないユーザーに対して、関連性が高く、包括的なコンテンツを提供することだ。 今回の調査結果が裏付けている見方がある。それは、検索エンジンがキーワードだけを重視するのをやめて、キーワードやさまざまな関連用語を中心とした個々のテーマやトピックエリア、いわゆる「コンテンツ群」を分析するようになってきたというものだ。 「SEOチェックリスト」をやめるだから、今でも市場で過剰に使われている観のある「SEOチェックリスト」という時代遅れの習慣は、すぐにやめてほしい。重要なのは検索エンジンのためにキーワードを最適化することではない。ユ
いまや、いかに「コンテンツが王者」であるかを、だれもが語り、「ユーザーのために質の高いコンテンツを作る」ようにとアドバイスする。キーワードが(not provided)になる以前から、「キーワードは終わった」と口にする人もいた。 もちろん、こうした言葉によってそれなりのアプローチがひらめく場合も多少はあるかもしれないが、実際のところ、たいていは、それ以上の情報を何ももたらさない役立たずの決まり文句でしかない。 コンテンツの関連性測定を可能にする「質の高いコンテンツ」とは何なのだろうか。 ユーザーにとって関連性の高いコンテンツとは、どのようにすれば作れるのだろうか。 「タイトルにキーワードを入れ、コンテンツにキーワードを7回入れる」といった手法は、まだ有効だろうか。 検索エンジンが時とともにどのように発達してきたのか、そしてどんな特徴が流行しその重要性が変動してきたのかを理解するべく、Sea
コンテンツマーケティングが大切であり、検索順位を上げるにも良い方法であることが盛んに言われている。ユーザーニーズに応えるコンテンツを中心にした施策に価値があるのは確かだが、コンテンツに意識がいってしまうがゆえに、SEOやマーケティングの担当者が自在に使いこなせる他のさまざまな方法が忘れられがちだ。 この記事では、コンテンツの制作やマーケティングに費用をかけることなく検索順位を改善するための方法を6つ、ランドが紹介する。 SEOやインバウンドマーケティングのコミュニティに、こんな考え方が広がってきている。 SEO担当者にできることは、もはやコンテンツの制作とコンテンツマーケティングしかない。 だから僕たちは、コンテンツを制作し、マーケティングを開始し、アウトリーチを行い、コンテンツへのリンクの獲得に務めるというわけだ。 これは、SEO担当者に求められる仕事をあまりにも過小評価している――本当
こちらはあらかじめクロール時にチェックしているので、サイト全体のなかで問題があるページを探すなどの用途で使える。 チェックは、PageSpeed Insightsのユーザー エクスペリエンスでチェックできる項目が対象で、Mobile-Friendly Testとだいたい同じような項目を確認している。 この2つのツールに関してこんな質問が公式ヘルプフォーラムにあった。 片方では問題はないが、もう片方では問題を指摘されている。 どちらのツールに合わせてモバイルサイトを最適化してくべきか? 答えは「両方」になるだろう。 Mobile-Friendly Testがチェックする項目とモバイルユーザビリティレポートがチェックする項目は同じではない。また共通した項目であっても、基準が同じとは限らない。 しかしどちらのツールもモバイルサイトのユーザビリティやユーザー体験に重要な要素をチェックしてくれること
今日は、ちょっとSEO的な話題を。robots.txtの内容を変えても、実はグーグルはすぐにはそれを反映してくれません。その説明と、「いますぐこのrobots.txtに更新」させる方法を解説します。 念のためにおさらいしておくと、robots.txtとは、グーグルなどの検索エンジンをはじめとする「機械的にWebページの内容を取得する」プログラムに対して、「このページは機械的にアクセスしていいよ」「このページはダメ」と指示する仕組み。 Webサイトのルートディレクトリに「robots.txt」というファイル名のテキストファイルを置いて、そこに指示を書きます。 たとえば検索エンジンにクロールしてほしくないページがあれば、robots.txt内で「Disallow(不許可)」という命令とともに指定しておくと、(robots.txtを尊重するシステムならば)それに従ってくれます。 ただ、このrob
第4の方法は、僕がすごく気に入っているものだ。これはリンクビルディングやリンク獲得のやり方として僕が好きな方法の1つで、ネットワークを活用してリンクや共有、トラフィックを呼び込み、支持を増やすというものだ。 SEOの分野で僕がとても尊敬している人のなかには、この戦術を基本としている人も何人かいる。彼らは、だれかに「私たちはあなたをすごく気に入っているし、あなたのサービスはすばらしいと思う」と言われると、いつもこんな風に言うんだ。 どうもありがとう。そう言ってもらえるぐらい嬉しいことはないよ。 ついでに、それをだれかに教えてくれたらもっとうれしい。友達やソーシャルネットワークなんかにね。 サイトのどこかで私たちにリンクしてくれたりするのもいいな。 リンクはfollowでも、nofollowでも、どっちでもいい。リンクを求めているわけではない。 僕たちと協力したり、僕たちの商品を買ったり、僕た
「ネガティブSEO」とは、第三者が悪意をもったスパムリンクを競合サイトに対して張ることで、競合サイトの検索順位に悪影響を与えること。 グーグルは、ネガティブSEOが可能だということを認めていない。しかし、ネガティブSEOだとしか思えない順位下落が発生したり、手動対策を受けたりしているという声は、SEOの世界に根強く存在する。 こちらの記事では、ネガティブSEOから身を守るための監視方法を説明している。 やり方は簡単だ。 グーグルウェブマスターツールの「サイトへのリンク」から定期的に最新のリンクをダウンロードする。もし見に覚えがない怪しげなサイトから大量のリンクが張られていることを発見したら、リンクの否認ツールで否認する。 今のところ、ネガティブSEOをそんなに心配する必要はないと、筆者は考えている。それでもどうしても不安でしかたがないのであれば、この方法で事前に防御しておくのもいいだろう。
取得したデータを基にした分析手法では、上位のサイトのデータ項目の傾向を機械学習させ、そのアルゴリズムを用いて順位を予想し、実際のGoogleでの順位との誤差でアルゴリズムの信頼度を決めている。また、これらの分析結果を解説する前に木村氏は、相関関係があるからといって必ずしも因果関係があるわけではないこと、相関が大きければよいわけではないこと、定量データ以外は計測できていない(今回のデータがすべてではない)ことを注意点として示している。 インデックス数が最も高い相関を示す続いて、ランクとの相関が大きい要素として圧倒的に大きかったのが「インデックス数」であったことを示す木村氏は、物理的にURLの配下にあるページ数がランクとの相関が大きいと説明する。 また、ディレクトリトップやサイトトップのインデックス数も相関が大きい要素として挙げられている。被リンク数に関連する要素(被リンク総数、被リンクサイト
2013年夏、LINEの事業説明会「Hello, Friends in Tokyo 2013」で発表された新しいアプリ「LINE MALL」が、IT業界の内外を巻き込んで大きな話題となった。ユーザーが世界で3億人を突破し、スマホ時代のコミュニケーションツールの代名詞ともなったLINEがショッピングモールに参入するというのだ。 発表時点では詳細がまったく不明で「LINE MALL」というサービス名称のみが明らかな状態だった。それがかえってさまざまな憶測を呼んだ。その後、B2CだけでなくC2Cも対象となるなど徐々に内容が明らかになり、11月上旬には先行出品ユーザーの募集も開始された。 盛り上がるLINE MALLへの期待に対して、LINE執行役員/CPOの島村武志氏は「今日はLINE MALLの具体的な内容には触れない。LINE MALLのリリースに向けて、LINEはどんな風にECを見て、どん
運用するサイトが検索結果から消えてしまった。原因は、noindex robots meta タグを多くのページに追加したためだった。そんな、笑うに笑えない話をまたまた公式ヘルプフォーラムで見つけた。 こうした例は、このコーナーで何回も取り上げたことがある。サイト管理者の不注意が原因でインデックスから消滅してしまう6つのパターンを、改めておさらいしてみよう。 noindex robots metaタグを全ページに付けてしまった(X-Robots-Tagでnoindexを返した) robots.txtでクロールを完全にブロックしてしまった rel="canonical"を全ページでトップページに向けてしまった(現在はグーグルが間違いに気付いて無視してくれることも多い) robots.txtへのアクセスで503エラーが返っていた(200または404以外のエラーを返すと良くない) URL削除ツール
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