製造業での起業は好景気であっても容易でないが、2020年は新型コロナウイルスのパンデミックなどの逆風に見舞われ、なおさら困難な年だったにも関わらず、多くの若手起業家が製造業でイノベーションを起こした。フォーブスが毎年公表している30歳未満の起業家リスト「30アンダー30」の製造業カテゴリーでは、ローコスト住宅からハイテクジーンズ、3Dプリンティングなど、様々な分野で活躍する起業家が選出された。 「Icon」の共同創業者であるAlex Le Rouxは、3Dプリンターを使って建設業界に革命を起こした。彼は、テキサス州のベイラー大学に在学中に「3Dプリンターをもっと大きくして、コンクリートを材料に使えるようにできないだろうか」と考え、建設用3Dプリンター「Vulcan」を開発した。 Vulcanは、高さが約3.7メートルもある3Dプリンターで、コンクリート製住宅を24時間で建設可能で、建設費を
CDNベンダのFastlyは、WebAssemblyを用いたサーバレス基盤を同社のエッジデータセンターに置いた「Compute@Edge」をプライベートベータとして公開したと発表しました。 Have you seen the news? Compute@Edge, our uniquely performant approach to serverless computing, is here With a 100x faster startup time than any other solution on the market, building serverless apps just became more secure & scalable: https://t.co/AcJ3lNdqiP pic.twitter.com/zZVsfC0YGC — Fastly (@fastly)
こんにちは。Ryoです。 今回はRaspberry Pi 3を使用してVPNサーバーを構築します。 なぜやるのか 先日、上海に行きました。その際に香港SIMを使用してネットサーフィンをしていたのですが、一部の国内サイトよりアクセスを弾かれてしまいました。(*ローソンIDのログインページにアクセスできませんでした。) 次回渡航時にアクセスできるように、自宅にVPNサーバーを構築します。 環境 Raspberry Pi 3 Raspbian GNU/Linux 9.6 (stretch) MacBook Pro 13インチ 2015 ソフトバンク光 BBユニット Buffalo WCR-1166DS ルーター Pixel 3a via ソフトバンク4G 補足 RasbianとSSHの導入は割愛します。 *1~*3はクライアントの設定で使用するので、メモしといてください。 1.SoftEther
基幹システムのAzure移行を発表したクボタ MSとの“世界規模提携”で進めるクラウド×データ活用型ビジネスとは:Microsoft Focus(1/2 ページ) 農業向け機械や建機、水、環境など多くの事業を手掛けるクボタが、Microsoftと戦略的提携を発表した。基幹システムをAzureに移行するだけでなく、グローバル規模のデータ活用や新たなビジネスも加速したいという、同社の挑戦とは。 さまざまな分野で大規模システムのクラウド化が進む中、基幹システムのクラウド移行とデータを使った自社ビジネスの強化の両方に踏み切った日本企業がある。農業機械や建機、水道関連事業、スマート農業関連事業などを手掛けるクボタだ。 2020年3月、同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けて、米Microsoftと戦略的提携を発表した。 今回の戦略的提携のポイントは2つだ。 1つは「ITインフラス
Pythonの勉強をしています 今年の2月29日「PyCon Mini Shizuoka」というイベントでキーノートスピーカーとして登壇予定です(詳細は以下参照下さい)。 キーノートスピーカーを引き受けたものの。よく考えると、私はPythonがあんまり分かっていません。「これは、幾ら何でもまずいのでは?」というお気持ちになりました。そこで、今年の年末年始を中心にPythonの本をいくつか読んで、PyConの議論についていけるように、少しでもPythonへの理解を深めておくことにしました。 学んだことは、折角なので以下のQiita記事にまとめていきます(随時追加中)。 この記事では、学習に使用した本と、簡単な感想を書いてみます。興味ある方は参考にしてみて下さい。 私のブログから買うのが嫌だ!という人は、タイトルをコピーしてAmazonで検索してもらえば大丈夫ですし、もちろん買わなくても大丈夫
大規模ゲーム開発で存在感を高めるErlang/Elixir ─ Nintendo Switch™とロマサガRSの事例から 大規模なゲーム開発で、プログラミング言語Erlang/Elixirの存在感が増しています。Nintendo SwitchのErlang活用事例と、ロマサガRSにおけるElixirの導入事例について、アカツキ島崎清山さんに解説してもらいました。 2019年6月1日、永田町JA共済ビルにて、Erlang & Elixir Fest 2019が開催されました。Erlang/Elixirを利用する開発者らを集めて国内で開催されるメインイベントとしては、2017年のElixir Conf Japanから数えて、今年で3回目を迎えたことになります。 Erlang & Elixir Fest 2019 参加費6,000円の一般枠が事前登録で埋まり、当日の来場者も150人を超えたErl
大手自動車メーカーのゼネラルモーターズとBMWは、自社および他社の自動運転車のデータを共有する手法としてブロックチェーン技術を活用しようとしている。 この取り組みの狙いは、各社が自社のみに囲い込んでしまう貴重なデータを公開・共有することで、それこそが最終的には間もなく登場する自動運転車の普及を後押しする。予備的な取り組みは「スマートモビリティ」業界でのブロックチェーン技術の活用を目的に2018年に設立されたコンソーシアム「MOBI(Mobility Open Blockchain Initiative)」の支援を受けて行われてきた。 CoinDeskは、「AVDM(autonomous vehicle data markets)」と名づけられた、新たなMOBIワーキンググループの議長をゼネラルモーターズ(GM)が務めるという情報を得た。GMは、将来のデータ共有のためにブロックチェーンを使う
発電機は1日で何軒分の電気を作る? 点検コストはあまりにも大きい 発電機の隙間に潜り込む“スパイダー”!? 目指すは1台3役のロボット クローラー式の走行機構で薄さを実現 タッピング技術は点検員を超えた!? 汎用機の10倍…その打撃力を体感! 人間に代わり目視も 発電機は1日で何軒分の電気を作る? 車に車検があるように、私たちが日々使う電気を作る「発電機」にも4年に一度の定期点検が一般的だ。ただし、発電機の点検にかかる費用や期間は車検とは比べものにならない。 例えば、日本の発電電力量の約8割を占める(※)火力発電には、直径約5m、奥行き約10m、総重量約400tという巨大なタービン発電機が使われる。 ※経済産業省「平成29年度総合エネルギー統計確報」より 付帯設備を含めると発電機の奥行きは約15mにもなる。発電所はこのような発電機が1~2台、多いところでは10数台設置されている。 発電機は
2月13日、同社が新たな戦略説明会を開催した。その内容が実に衝撃的だ。全国約3200店舗あるこの企業が、「GAFAのようなテクノロジーを駆使した会社に変わる」と宣言したのだ。 果たしてこれは何を意味するのか。IT化が進まず、サービス内容や生産性が向上しないと言われる外食産業において、すかいらーくはどう変わろうとしているのか。 和田千弘(わだ・ゆきひろ)/取締役常務執行役員CMO兼CTO。1992年第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入社。大蔵省大臣官房調査企画課やマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社などを経てインターブランドジャパン代表取締役社長CEO、グーグル日本法人事業戦略部門長兼分析統括責任者、シャディ代表取締役社長兼CEOを務める。2016年にすかいらーく社外取締役に就任後、2018年7月より取締役常務執行役員としてマーケティング本部を担当し、2018年12月よりIT本部マネージング
外食産業はいま、厳しい競争環境にさらされている。幕張メッセで開催中のアマゾンウェブサービス(AWS)のカンファレンス「AWS Summit 2019」に登壇したすかいらーくの事例は、競争環境に対する冷静な危機感と、変わろうとする勢いの強さが感じられるものだった。 ガストをはじめとする多数のブランドを擁するファミレスチェーン大手のすかいらーく。店舗数は全国3225店舗、従業員数は約10万人、年間来店人数約4億人。2018年の通期売上高は3664億円(前年比1.9%増)だ。 すかいらーくホールディングス IT本部のデピュティ・マネージングディレクター 平野暁氏によると、従来、外食産業は「価格に見合ったおいしい料理」「感じの良いサービス」「効率的な店舗オペレーション」を確立していれば、「立地さえよければ儲かっていた」(平野氏)というビジネスだったという。 その外食産業の風景に、「小売り業界と同じ
ボッシュ、コンチネンタル、ZF、マグナ、ボルグワーナー、ブルーイーネクサス、それにジヤトコなど、名だたるサプライヤーが一気に出してきた技術。それが「eアクスル」だ。 簡単に説明すると電気自動車やPHEVなどにこれまで使われてきた、モーターやインバーター、それにアクスル自体など、これまでは個別ばらばらにレイアウトされていたものを全部統合してコンパクトにまとめたもの。 この技術自体は今に始まったことではなく、数年前から個別には展示されていたという。しかし今、この技術が一気に開花して量産モデルに搭載されてデビューしようとしている。 ブルーイーネクサスというサプライヤーは聞き慣れないものだと思うが、この会社、あのデンソーとアイシン精機が、eアクスルの適合設計、販売のために2019年4月に設立した会社。つまり、それだけを目的にする会社が設立されるほど、ホットな技術と言っても過言ではない。 eアクスル
ZFは、ドイツで開催した「グローバル・テクノロジー・デイ2019」において、電動乗用車向けの新開発2速トランスミッションを発表した。 この新開発の2速トランスミッションは、最大出力190hpを発生する新型モーター、パワーエレクトロニクス(インバーター)と組み合わせられる。現在、EVのトランスミッションは、固定ギアのシングルスピード(1速)が主流。これに対して、新しい2速機構はエネルギー消費が削減されるため、1速ユニットと比較して航続が最大5%向上するという。 1速から2速へのギアチェンジは時速70kmで行われる。車両のCAN通信に接続することで、自動車メーカーの要望に応じてデジタルマップやGPSなどと連携した独自のシフトプログラムを設定することも可能だ。例えば、次の充電スポットまでの距離を計算して必要に応じてエコモードに切り替えたり、高速道路上では地形に応じた効率の良い変速を行ったりするこ
第7章 自動車業界の大きなパラダイムシフト(CASE) 本章で強調したいことは、下記3点です。 自動車業界は自動車生誕130年後の大変革期を迎えている CASEを軸に今後自動車を取り巻くビジネスチャンスは拡大する EVと自動運転は冷静かつ慎重に対応することが必要 まずは自動車業界の大きなパラダイムシフトとは何かについて解説します。 1886年にカール・ベンツが初めて三輪ガソリン車を開発しました。その後、1908年に米フォード・モーターが「T型フォード」を発売して量産技術が飛躍的に発展し、近代のモビリティ産業が確立されました。自動車メーカーは車を製造・販売する中で競争を行ってきましたが、自動車を取り巻く環境は大きく変わり、IT企業などの新規参入も相次ぐ異次元競争、すなわちエンジン車誕生以来の大変革が始まりました。先進国の消費者の価値観は、クルマを「保有」することから「利用」する方向にシフトし
「テスラが直面する課題は生産地獄から物流地獄に移った」。米電気自動車大手テスラの「お騒がせ」最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は9月16日、同社の生産の問題が解消されたとの認識をツイートした。だが、その根拠は示されず、一部投資家やアナリストはマスクCEOの主張に疑いをいだく。そこで出番となるのが、テスラ出荷場の衛星写真のデータ解析だ。この分野で急成長する米国シカゴのRSMetrics社のトップにインタビューし、データ解析の驚くべき進歩とイノベーションに迫る。 米NBCニュースの東京総局、読売新聞の英字新聞部、日経国際ニュースセンターなどで金融・経済報道の基礎を学ぶ。現在、米国の経済を広く深く分析した記事を『週刊エコノミスト』などの紙媒体に発表する一方、『Japan In-Depth』や『ZUU Online』など多チャンネルで配信されるウェブメディアにも寄稿する。海外大物の長時間
MUJIN CEOの滝野一征氏(34)。インタビューは東京・墨田区にあるMUJIN社のオフィスで行われた。 工場で使われる産業用ロボットに“知能”を与えるベンチャー「MUJIN」が、75億円の資金調達を実施し、ビジネス展開にアクセルを踏んでいく。 MUJINのビジネスの中核を占めるのが、ロボットに教えることなく自律制御させる「モーション・プランニング(動作計画)AI」という技術だ。 バラ積みのピッキングや箱詰めなどは、複雑な動作が必要となるため、これまで自動化は困難とされてきた。 MUJINが開発するコントローラは、前述のモーション・プランニングAIによって、いちいち人間が教えることなくロボットに自分で必要な動作を「考えさせる」。工場や物流センターでの複雑な作業も自動化することができ、生産性を飛躍的に高めるとして注目を集めてきた。 MUJINは2011年創業。2012年には東京大学エッジキ
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