通りがかった映画館で、「シネマ歌舞伎」と書かれた、目にも鮮やかなポスターを見つけた。 シネマ×歌舞伎という娯楽の二大巨頭ががっちり手を組んだ、これは一体何物なのか。 開発元でもある、松竹株式会社に話を伺ってみた。 これは簡単に言ってしまえば歌舞伎の舞台をスクリーンで上映する、というもの。しかし繊細な歌舞伎の舞台を再現するために、こだわりが随所にあるという。 まずカメラは『スターウォーズ』シリーズなどの作品にも使用された、HD高性能カメラを選択。さらに通常1秒間24フレームを使用する映画に比べ、シネマ歌舞伎は30フレームの映像を表示。これによりリアリティある画面に近づいたのだとか。 音はといえば、歌舞伎座に仕込んだ数十本のマイクで細かい音まで拾い上げ、スタジオで再現するという手の入れようだ。 つまり舞台のライブ感覚や臨場感をそのままスクリーンで再現する、それがシネマ歌舞伎である。 ちなみに最
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