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ブックマーク / www.clair.or.jp (1)

  • フィリピンの教育事情

    もともとフィリピンは教育熱心な国で教育水準は高いといわれており、東南アジアの中で比較しても識字率が93.9%と高く、初等教育の義務教育化など、発展途上国としては法制度的にも整備されている。 しかし、一方で、人口増加や財源不足に伴う教室や教科書の不足、教員の海外流出や教員不足などによる基礎学力の低下、貧困などによる生徒中退の増加など、実に多くの課題も抱えているのが現状である。 稿では、日とはまったく違う次元の教育課題を中心として、実際の取材の中からフィリピンの教育事情を紹介したい。 1946年に独立したフィリピンでは、それまで植民地支配をしていたアメリカの影響を受けており、その時代に制定された教育制度を原型としている。大部分の授業に、英語が用いられているのもその表れである。アメリカがフィリピンに導入した教育制度は(1)7-4-4制の教育体系、(2)初等教育無償化、(3)師範学校の設置、(

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