昨日、同僚のS氏と会議室で新規案件のブランディングのアイデアを出し合ってた。 あんまりアイデアも出なくて、適当にネットを開いていたらジェラート・ピケのサイトにいつもは口数の少ないS氏が横から謎の食いつきをみせた。それから展開された彼のジェラピケ論が少し興味深く、大いに滑稽でそのことについてちょっと書こうと思う。 「なぜジェラート・ピケは売れていると思う?」 はじめ彼はそう聞いた。 わたしは持っているジェラートピケを思い返しながら、着心地が良くてかわいいと答えた。 「まるで繊細な砂糖菓子、綿菓子みたいに」 彼はそう言葉を加えた。 S氏はなんていうか言葉が甘く、ロマンチストのきらいがある。なんでジェラピケの着心地を知ってるのと聞きたくなったけれど、その前に彼が言葉を続けた。 「ジェラート・ピケのすごいところは、その、"食べるもの"にするからだと思う」 「ちょっと、何言ってるかわかんない」 わた