4月11日、フランスでイスラム教徒の女性が着用する衣装「ブルカ」や「ニカブ」など、顔のすべてを覆うベールの公共の場での着用を禁止する法律が施行された。昨年9月撮影(2011年 ロイター/Luke MacGregor) [パリ 11日 ロイター] フランスで11日、イスラム教徒の女性が着用する衣装「ブルカ」や「ニカブ」など、顔のすべてを覆うベールを公共の場で着用することを禁じる法律が施行された。 フランス下院、ブルカ禁止法案を圧倒的多数で可決 同様の法律の施行は欧州で初めて。違反者には150ユーロ(約1万8000円)の罰金が科される。 イスラム教徒のある不動産ディーラーは、ベールの着用を希望する女性は引き続き身に着けるべきだと主張。支援者にパリ中心部のノートルダム大聖堂で同日開かれる黙とうに参加するよう呼びかけた。また、罰金の支払い支援も提供するとしている。 フランスに住むイスラム教