中学生のとある日、担任の先生が「コッペパンはトースターで焼くと倍美味いぞ!」といい出した 先生の話し方も上手かったが生徒全員「焼いたコッペパン」が食べたくて仕方がなかった。 しかし、コッペパンのあまりなんて無いし学校にトースターも無い。 私も焼いたコッペパンが食べたくてスーパーでコッペパンを探すも売っていない、 やはり学校で手に入れるしか無いと思った。 そしてある日、たまたま廊下で教頭先生に会った。 教頭先生は学校祭だけでなく朝礼でも手品を披露するなどユーモアのある先生だったので ダメ元で「トースターを教室に置きたいです!」と頼んでみると意外(でもないけど)とノリノリで話を聞いてくれた。 何とかなるのだろうか……と、半信半疑で過ごしているとコッペパンの日に男子が「やばい!やばい!」と騒ぎ出した。 その後ろを見るとトースターを担いだ教頭先生と二人の男子生徒、合計3台のトースターが教室に運び込