【から(韓)くに便り】ソウル駐在特別記者・黒田勝弘 “アベちゃん”のおかげでこちらも大忙しだ。安倍晋三首相の発言が出るたびに韓国のメディアに呼び出され、弁明や反論をさせられているので他人とは思えない。韓国メディアがいうところの同じ「日本の極右」のよしみから“アベちゃん”と呼ばせてもらう。 今回の韓国の反日は閣僚や国会議員の靖国神社参拝に対する反発から始まり、憲法改正問題や村山談話にかかわる歴史認識などで広がった。昨年、李明博大統領(当時)の竹島上陸や「天皇謝罪要求発言」で日本世論の激しい反発を受け守勢に回っていた韓国が、ここぞと巻き返しに出ているのだ。 テレビ、ラジオのインタビューや討論に呼ばれて分かったのだが、靖国問題や憲法改正問題への反論や弁明はそれほど難しくない。靖国問題ではいわゆるA級戦犯の合祀(ごうし)を決まって追及してくるが、これに対してはA級、B級、C級合わせ約1千人が合祀さ
【衝撃事件の核心】 大阪府立高校の教壇に立つ29歳の女性教諭が、放課後にホテルヘルス(ホテヘル)嬢としてアルバイトに精を出していたことが発覚した。米国では過去にポルノ映画に出演していたことがバレて解雇された女性教諭もいたが、性風俗の最前線でバイトしていたという今回のケースは、国内では前代未聞の不祥事。府教委によると、買い物が過ぎてクレジットカードの支払いが滞り、さらに学生時代に受けていた奨学金の返済も重なったことが、「短時間で高収入」のバイトを始めたきっかけという。それにしても、なぜホテヘルだったのか。それは“先生”らしく理詰めで職を求めた結果だった。(平田雄介) ■女性教諭の肩が震えた 「なんか、報告することないか」。春休みが終わり、新学年を迎えた4月上旬の昼下がり、ある府立高で、校長立ち会いの下に行われた女性教諭への事情聴取は、府教委幹部のこの一言から始まった。 突然の呼び出しに怪訝(
【防衛オフレコ放談】 北朝鮮の弾道ミサイルに対処するため、米国防総省は2017年末までに14基の迎撃ミサイルをアラスカ州に配備する方針を決定した。北朝鮮が米本土を射程に収める長距離弾道ミサイルを保有することが現実味を帯び、危機感を強めている証しだ。日本国内に2基目となる早期警戒レーダーの配備も決め、にわかに対北朝鮮での防護網強化を加速させているが、日本政府内には「対米不信」ともいえる大きな不安がつきまとっている。 ■北は米本土を射程 北朝鮮は昨年12月、長距離弾道ミサイルを発射した。過去に発射したミサイルに比べ、姿勢制御や分離技術を格段に向上。射程は1万キロとみられ、ロサンゼルスなど米西海岸の主要都市を射程内に収めたと指摘されている。 米軍がアラスカの迎撃ミサイルを増強するのも、このミサイル発射を受けた措置だ。アラスカとカリフォルニアにはすでに30基の迎撃ミサイルを配備しているが、北朝鮮の
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 韓国でも以前は年末になるとテレビで紅白歌合戦のような番組があった。NHKの紅白をまねたもので「歌謡青白戦」といっていた。紅白ではなくなぜ「青白」かというと、韓国では「赤(紅)」は共産主義つまり北朝鮮の象徴だったからはばかられたのだ。 「赤」が解禁となったのは1990年代以降で、政治民主化により左翼思想や北朝鮮への“理解”が進んだ結果だ。社会のあちこちで赤い色が使われるようになり、テレビの「歌謡青白戦」もいつのまにか消えてしまった。現在、進行中の大統領選で与党セヌリ党のカラーが赤というのは、古くからの韓国ウオッチャーには隔世の感である。 ところで今年のNHK紅白歌合戦に韓国の歌手が一人も選ばれなかったといって、韓国では不満の声が強い。近年、韓流ブームに乗って紅白には必ずといっていいほど韓国人歌手が出場していたのに…と残念がっている。背景は李明博大統領の竹島上
反日デモの嵐吹き荒れる中国大陸において、日本製品のボイコットも相次いでいる。しかしそれでも一向に人気が衰えない「メードインジャパン」がある。 日本発のAV女優だ。 特に有名なのが、トップ女優・蒼井そら(28)の人気。中国版ツイッター「微博」のフォロワー数はなんと1300万人を超える。 しかし今、この蒼井を超える存在になるといわれている新星がいる。母が日本人、父がロシア人のハーフ美女・滝澤ローラ(20)である。身長172センチの長身スレンダーボディなのに、バストは83センチのDカップ。北欧の血が流れるだけあって、肌は透き通るように白い。今年7月にAVデビューしたばかりだが、その人気はすぐさま海を越えて中国大陸に飛び火した。動画投稿サイトでは、瞬く間に18万回という驚異的な再生回数を記録している。 そんなローラファンの中国人民を驚愕させたのが、滝澤の意外すぎる「転身」だった。実は彼女、
最近、ネット右翼(ネトウヨ)がネット上で盛り上がったネタを真に受けて行動する政治家も出てきている。その代表が片山さつき議員だ。一連の経緯を振り返ってみよう。 自民党の参議院議員・片山さつきは、ネットのデマに釣られがちだ。古くは鳩山由紀夫首相(当時)のニセモノがツイッターを始めた時、「フォローして下さい」と呼び掛けた件がある。今年の3月にも、「NHKの音楽番組『MJ』における韓国人グループ・歌手の占有率36%は多過ぎる」と参議院総務委員会で批判したが、実際は11%だったことが明らかになった。 河本準一の母親の生活保護受給問題では、生活保護制度の改正を訴えるために、当初は匿名で報道されていた河本の実名を挙げ、そのことで多くの芸能人や文化人から批判された。 また、あるテレビ番組でお笑い芸人・千原せいじが「片山氏の夫がかつて会社を倒産させた」という趣旨のことを発言したところ、2ちゃんねるで「千原せ
安倍晋三氏が総選挙公示の直前まで頻繁に書き込みをしていたフェイスブック。しばしば過激な発言があり、それを称賛するユーザーの書き込みが多数あった。ネット上で何が起きているのか。ネットウォッチャーの中川淳一郎氏が解説する。 * * * 安倍氏のフェイスブックで頻繁に展開されているのがマスコミ批判だ。11月16日の『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)がNHKアナウンサーの痴漢行為を伝える時に間違って安倍氏の映像を流したことについて、2日後のエントリーで、 〈その日はまさに解散の日。ネガティブキャンペーンがいよいよ始まったのでしょうか?〉〈かつてTBSは、私が前回の総裁選に出た際、「731細菌部隊」の報道のなかに私の顔写真を意図的に映り込ませる悪質なサブリミナル効果を使った世論操作を行いましたが「…またか。」との思いです。これから1ヶ月こうしたマスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います〉
【矢板明夫の中国ネットウォッチ】 日本政府が沖縄・尖閣諸島の国有化を9月に発表したことを受け、同諸島の領有権を主張する中国が猛反発し、両国間の文化交流を中断させるなどさまざまな対抗措置を打ち出した。中国のインターネットでも政府の強硬姿勢にあわせて「釣魚島(尖閣諸島の中国語名)を武力で奪還せよ」と言った勇ましい「主戦論」があふれている。そんななか、「戦わずにして中国に勝てる6つの方法」という中国の弱点を指摘する書き込みがネットで話題となった。 「ヒラリー長官の警告」と題される書き込みは、米国のクリントン国務長官が訪中した際、中国の指導者に語った内容とされているが、実態は中国人のネットユーザーによる作り話とみられる。 クリントン長官は中国の指導者に対し、「貴国がフィリピン、ベトナムおよび日本と開戦すれば、米国は6つの対策を考えている。一兵卒も使わず、中国を負かすことができるだろう」と言ったとい
鉄砲伝来の地、鹿児島県の種子島。その種子島の西方、12キロメートルの東シナ海上に浮かぶのが馬毛島である。島から人の姿が消えてほぼ半世紀。歴史から取り残されたようなこの島を巡って所有者と防衛省の攻防が続いている。きっかけは、所有者が「この島を中国に売る」と言い出したことだった。 島の名の由来は、ポルトガル宣教師たちが鉄砲とともに渡来させた馬を養っていたことだとされる。ニホンジカの亜種で同島にしかいないというマゲシカを除けば、行き交うのは島を開発するショベルカーぐらいだ。 無人島としては国内で2番目に大きい周囲16キロメートルの同島がいま政府関係者の関心を集めている。発端は、島を99.6%%所有する採石販売会社「立石建設工業」会長の立石勲氏のこんな発言が政府に伝わったからだった。 「中国の企業が何社か接触してきている。日本の対応次第では売ってもいい」 立石氏がこう漏らすようになったのは今年に入
【岡田敏一のエンタメよもやま話】 今年6月の本コラムで、米国ロサンゼルス郡とオレンジ郡の寿司(すし)店の寿司ねたの多くが、米海洋環境保護グループのDNA鑑定でデタラメだったことが分かったというお話をご紹介しました。 このコラムに対する反響は大きく、たくさんの在米邦人のみなさんから電子メールをいただき「米国でデタラメなねたで商売している寿司屋は韓国系と中国系ですよ。彼らが日本文化を海外で破壊しています」と内幕を教えていただきました。 あれからほぼ半年。欧米ではまた寿司がやり玉に上がっています。世界のニュースを幅広く紹介する米ニュースサイト、グローバル・ポストが12月4日に「Sushi kills your brain(寿司があなたの脳を破壊する)」というシンプルかつ過激な見出しの記事を掲載したからです。 なぜこんな記事が出たのかというと、サメやメカジキ、そして寿司ねたでおなじみのクロマグロと
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