三重県埋蔵文化財センター設立30周年記念の考古学講座で一般公開された、市内の遺跡で出土した「平成」と墨で書かれた土器片=11日午後、三重県松阪市【時事通信社】
三重県埋蔵文化財センター設立30周年記念の考古学講座で一般公開された、市内の遺跡で出土した「平成」と墨で書かれた土器片=11日午後、三重県松阪市【時事通信社】
北条時房(ときふさ)邸跡に建ったビルに10月、タリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮店(鎌倉市雪ノ下1)がオープンし、店内で同所から出土した遺物などを展示していることから、SNSなどで「時房タリーズ」と呼ばれ話題になっている。 店内の壁に発掘調査時の映像が流れ、窓の外には復元された井戸が見える 「鎌倉市内への1号店は歴史や風土、文化を取り入れたものにしたいと考えていたところに、駅から離れてはいるものの理想的な物件と巡り合った」と話すのはタリーズコーヒージャパン事業開発本部の知久和男さん。「地域の特性を生かしながら、観光で訪れる方にはもちろん地元の方にも長く愛される店づくりを目指した」と続ける。 同店が入居するのは、鶴岡八幡宮前の「三の鳥居」からわずか70メートルほどの若宮大路沿いに建つビル。鎌倉時代には源頼朝の義弟である北条時房の屋敷があったとされる一角で、建て替え工事の際の調査で遺構や大量の遺物
ペルシャ人の役人の名前を記した8世紀の木簡が出土した奈良市の平城宮跡近くで、外国人とみられる顔を描いた同時代の木簡が見つかっていたことが、奈良文化財研究所の調査でわかった。 ペルシャ人役人を連想させ、同研究所平城宮跡資料館(奈良市佐紀町)で15日に始まる「地下の正倉院展」で木簡の写真を展示する。 顔の絵の木簡は、ペルシャ人を意味する「 破斯 ( はし ) 」と書かれた木簡が発見された場所から約70メートル北東で見つかった。一緒に出土した土器などから同年代のものとみられる。顔は木簡の表に二つ、裏に一つ描かれ、いずれも高い鼻と、坊主頭が特徴。古代の仮面劇「 伎楽 ( ぎがく ) 」で使われたペルシャ人の面に似ている。 木簡には字の練習をした跡もあり、顔の絵も役人の落書きとみられる。
聖地エルサレムで金色に輝く棒状の物体が墓地から見つかり、専門家が謎の物体として分析を進めていましたが、イスラエルの考古学庁が市民に情報提供を求めた結果、最近販売された健康器具であることが分かりました。 その結果、物体が「体を有害な電磁波から守る」とうたって最近ネット上で通信販売されている器具であることが確認されたということです。 エルサレムには3000年以上の歴史があり現在もさまざまな発掘調査が行われていますが、考古学庁は「古代のものではなさそうだと思っていたが、希望が膨らんでしまった。このようなミステリーは初めての経験だ」と話しています。
奈良時代に平城宮で酒や酢の醸造を担った役所「造酒司(ぞうしゅし)」跡で出土した木簡(重要文化財)75点を3期に分けて公開する特別展「地下の正倉院展」(読売新聞社など後援)の第2期展示が先月31日、奈良市の奈良文化財研究所平城宮跡資料館で始まった。 注目は「臭い酢、ネズミが入っている」と書かれた木簡(長さ10・6センチ)。これまで表に「臭酢」などと書かれていることは分かっていたが、最近の調査で、不明だった文字が「鼠(ねずみ)」と読めることが判明した。 木簡には、「臭酢鼠入在」と書かれたとみられ、酢の入ったカメにネズミが落ち、異臭を放っていた様子を記したらしい。裏には「臭臭臭臭臭」と繰り返し書かれており、よほどのニオイだったことがうかがえる。 馬場基・主任研究員は「造酒司には米やこうじが大量にあったはずで、ネズミも巣くっていたのだろう。表には出てこない歴史を伝える面白い木簡を、ぜひ“チューイ”
エルサレムの博物館で、窃盗犯から回収された古代の棺について説明するイスラエル古代遺物盗難対策当局の男性(2014年3月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/GALI TIBBON 【7月14日 AFP】イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority、IAA)は13日、約20年前に盗まれた古代遺物が窃盗犯自らの手によって返却されたことを明らかにした。返却された遺物には、不幸が続いたという窃盗犯から、誰も遺物には手を出すべきではないとのメッセージが添えられていたという。 【写真】9000年前の希少な石の仮面、イスラエル考古学庁が公開 IAAによると、ゴラン高原(Golan Heights)の古代都市ガムラ(Gamla)で盗まれた約2000年前の古代遺物は先週、イスラエル南部のベエルシェバ(Beersheba)にある博物館「Museum of Islamic and
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