Qプラスリポートです。県内各地に残る方言。その多くが消滅の危機にあると言われています。そんななか、言葉を大切につないでいきたいと、さまざまな取り組みが行われています。 「沖縄にいる彼女たちでもうちなーぐちがわからない」 これはNTTドコモが制作した動画。高校生たちはお年寄りの話すことが理解できません。沖縄の文化や心が凝縮された独自の言葉。2009年、ユネスコは奄美を含む琉球列島で話されている6つの言葉が消滅の危機にあると発表しました。 県が実施した調査でも各地域の言葉を「よくわかる」と回答したのは70代以上で54.0%、10代ではわずか0.4%。高齢世代でも、よく理解できる人は半数程度しかいないのが現状でした。 NTTドコモ プロモーション部 小林 健太朗さん「コミュニケーションのツールである言葉の課題を何とかしてドコモの力で解決に導けないかと思った」 これからの未来へ、地域の言葉をつない
【南城】きれいにはなったけど…。南城市玉城の市指定有形民俗文化財「ヤハラヅカサ」の碑がペンキ塗装され、以前とは違った外観を見た市民らに動揺が広がっている。市文化課によると、市外から拝みのために訪れた男性が、藻がこびりついて汚れている碑を見て「清掃」しようと白ペンキで塗り、その上から黒色で文字を書き直した。会員制交流サイト(SNS)上では「いたずらではないか」と、戸惑いの声が広がった。市文化課は「男性に悪意はない」として、今後の対応を協議している。 ヤハラヅカサは百名ビーチの北端の海の中にあり、琉球開びゃくの神アマミキヨが沖縄本島に上陸した際の第一歩をしるした場所だとされている。海から姿を現す干潮時には、手を合わせようと浜に降りてくる市民らが多い。 11日、市文化課に「ペンキを塗っている男性がいる」と電話があった。職員が現場に到着すると、塗装を終えた男性がおり、「きれいにしようと思った」と動
新型コロナウイルス(COVID-19)のPCR検査を「軽症でも早期から希望者全員が受けられるように拡充すべき」か、それとも「重症化の恐れがあるなど必要と考えられる人に限って行うべき」かで、議論が分かれています。 【画像】PCR検査の無償提供を訴えた孫正義氏のツイート とくに、前者の「希望者全員が受けられるようにすべき」という意見は、テレビのワイドショーなどで「感染症に詳しい」という一部の医師らの主張に乗って、繰り返し展開されてきました。「重症化させないためには早期発見・早期治療が必要」「新型コロナが心配で受診した人の不安を払拭することが大切」というのが主な理由です。 1日5000件以上も検査をしている韓国に比べ検査数が増えないのは、「政府が感染者を少なく見せかけるために抑えているからだ」「感染研(国立感染症研究所)がデータを掌握しようとPCR検査の拡充を妨害している」という“陰謀論”まで飛
比較文学、比較文化を通して幅広く日本芸術論を展開した京都造形芸術大名誉学長で、国際日本文化研究センター名誉教授の芳賀徹(はが・とおる)氏が20日午後9時10分、東京都内の病院で死去した。88歳。山形県出身。葬儀・告別式の日程は未定。 東京大大学院博士課程修了後、東京大教授を経て1991年から日文研教授を務めた。99年から2007年まで京都造形芸術大で学長を務めた。愛知県岡崎市美術博物館長、静岡県立美術館長なども歴任した。東大名誉教授。 専門は近代日本比較文化史で、徳川の治世を「パックス(平和)・トクガワーナ」と名付けて江戸幕府再評価の先駆けとなった。和歌や俳句、漢詩から近代洋画、文芸まで広い視点で日本の精神文化を論じた。著書に「平賀源内」(サントリー学芸賞)「詩歌の森へ」、「絵画の領分」(大仏次郎賞)「藝術の国日本 画文交響」(蓮如賞)などがある。 08年の源氏物語千年紀では、茶道裏千家前
新たな試みが始まる。内田博幸騎手(49)がスマホアプリ「内田騎乗依頼」を通じて、騎乗依頼の管理を行う。本格運用は今週末からスタート。内田騎手が自ら厩舎サイドと濃密なコミュニケーションを図り、より良い馬づくりの一翼を担っていく。 【写真】JRA通算1200勝を達成した内田騎手 最先端のツールを用いた挑戦だ。アプリで騎乗依頼を募るのは今回が初めてのケース。内田騎手は「今まで付き合ってきた人たちともっと縁深く、新しい人とはつながりが出来るように。気軽に自分のスケジュールを見てもらって、風通しが良くなればと思って始めました」と話す。19年夏から構想を練り、無料で厩舎関係者のみが利用できる仕様を組み込んだ。約半年の準備期間をへて、ようやく運用開始にこぎ着けた。 08年にJRAに移籍し、南関から中央への門戸を開いた名手。49歳になっても、開拓者のスピリットは忘れていない。「今の自分だからできることを目
バブル崩壊後の採用が少ない時期に、辛酸をなめた就職氷河期世代。彼らはそれぞれの業界、職場で長く苦闘を続けてきたが、制度改正や合理化によって労働環境の劣化は一層進んでいる。疲弊する現場の今を追った。次回は6日です。 × × 遅刻しないよう、朝は早めの5時に起き、自宅のある埼玉県東部から2時間以上かけて神奈川県西部にある私立大学に向かう。1時間半のフランス語の授業を2コマ終えると、休む間もなく千葉県北部の私立大学へ。電車の中で昼食のおにぎりを詰め込み、2時間後にはまた教壇に立つ。文学や芸術の授業を午後6時に終え、帰宅する頃にはくたくただ。「毎日違う大学に行っています。一つの職場で集中したいですが、仕事があるだけましですね」。約15年間、非常勤講師を続けてきた川本昌平さん(50歳、仮名)は淡々と日々のスケジュールを教えてくれた。現在は六つの大学で講師を掛け持ちする。細いレンズのめがねにアーガ
ニュージーランドで騎乗している日本人の浅野一哉騎手(24)が16日のニュープリマス競馬場、18日のゴア競馬場で騎乗機会8連勝を記録した。 19~20年シーズンの騎手リーディング(プレミアシップ)で1位を快走している同騎手は16日にニュープリマス競馬場の2~6Rで5連勝、18日にゴア競馬場の1~3Rで3連勝し、騎乗機会8連勝となった。5Rで騎乗馬が13着に敗れたため、連勝記録はストップしたが、6R、メイン8Rのリステッド競走も制し、騎乗した2日間連続で5勝を挙げる大活躍。今シーズンの勝利数は早くも70勝に達し、2位サマンサ・コレット(30)の54勝、3位リサ・オールプレス(44)の47勝を引き離している。 この快進撃にニュージーランド競馬の公式ホームページは「ワットアデイ(なんて日だ)、ワットアデイ(なんて日だ)」という浅野騎手の言葉を伝え、隣国オーストラリアのレーシング・コム電子版は「素晴
1996年に菊花賞(G1)を優勝し同年のJRA賞最優秀3歳牡馬にも輝き、現役引退後は種牡馬として北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションに繋養されていたダンスインザダーク号(牡27)は、1月2日(木)に死亡した。 社台スタリオンステーション 事務局 徳武英介氏のコメント 「1月2日の晩(1月2日21時30分)、当スタリオンで功労馬として繋養しておりましたダンスインザダークが老衰による起立不能で死亡いたしました。サンデーサイレンスの2世代目産駒で、競走馬としても種牡馬としてもサンデーサイレンス系の繁栄を牽引してくれました。スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。ご冥福を心からお祈りいたします」 ●ダンスインザダーク号 馬主:有限会社社台レースホース 調教師:橋口弘次郎(栗東) 生年月日:1993年6月5日 血統: 父サンデーサイレンス/母ダンシングキイ 母父Nijinsky/母母Key
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