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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (4)

  • 虫の声を聞き取る日本人の脳は特別か? - 火薬と鋼

    人の脳の働き方は虫の声を「声」として聞き取るように特殊だという記事が掲載されていた。 なぜ日人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?- 記事詳細|Infoseekニュース これは角田忠信の『日人の脳 脳の働きと東西の文化』(大修館書店、1978年)などで広く一般に知れ渡った説だ。 日人の脳―脳の働きと東西の文化 作者: 角田忠信出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1978/01/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (9件) を見る他ので言及されていることも多いので、それで知った人もいるだろう。 しかしあまり知られていないが、この説の根拠となる研究には問題があったのである。 この角田忠信の主張に否定的な論文が1981年に出ており、さらに『科学朝日』誌上で1990年3月号からこの問題についての論争が掲載されたことがある。それら

    虫の声を聞き取る日本人の脳は特別か? - 火薬と鋼
  • 金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼

    金谷武洋『日語に主語はいらない』(講談社、2002)が出版されてもうだいぶ経つが、いまだにこのの問題点は知られていない。事実誤認や偏った視点、実証を伴わない主張などかなり危ういなのだ。まともな学術研究や日教育と合致しない内容であるのに日語特殊論など受け入れられやすい要素があり、広く浸透している。 先月、図書館総合展での同業者との会話でよりによって専門的知識が世間一般に伝わっていないという話題で同書を肯定的に紹介した人がいて驚いたことがあった。金谷武洋のはむしろ言語に関する学術研究に基づかないのに一般に広まってしまったであり、その同業者の批判対象と同じ括りに入るものだ。その場は時間の都合もあって私から過去のいくつかの批判を紹介するに留まった。 この手の話題は何度も遭遇する機会がありそうなので、金谷武洋を批判した方々の過去の記事にリンクしておく。 『日語に主語はいらない』に

    金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼
  • 福島出身の東京都民が雪かきのコツについて書いてみる - 火薬と鋼

    東京の雪はかなりの量で、9日も雪かきの必要がある。 今より雪が積もった時代の福島県福島市に住んでいた私が雪かきについて書いておこう。 道具 (1) 衣料品 上に着るのはできれば防水性があるコート・ジャケット。防寒のための衣料(セーター等)と防水性のある服を重ね着する。 降雪がなければ防水性は厳密に考えずとも何とかなるが、濡れる可能性は考えておくべき。 庭木・街路樹など上方向から積もった雪を落とす(あるいは風で落ちてくる)場合には首に雪が入らないようなマフラーやネックウォーマーを着用すること。 帽子は防水性があるものが望ましいが、ニット帽のように防寒性を重視したものでも良い(降雪状況によっては前者を重視する)。 体を動かして汗を書くので、下着は速乾性や保温性が重要になる。木綿製よりはスポーツ用や登山用の化繊・ウール製のもののほうが良い。速乾性や保温性に優れた下着がない場合、休憩時間での着替え

    福島出身の東京都民が雪かきのコツについて書いてみる - 火薬と鋼
    consigliere
    consigliere 2014/02/09
    おおむねこんな感じですね
  • 日本と世界の日本刀概念のズレ - 火薬と鋼

    強盗が日刀で反撃され死亡、左手ほぼ切断 米メリーランド州 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newsというニュースがあった。 このニュースに対する反応(はてなブックマーク - 強盗が日刀で反撃され死亡、左手ほぼ切断 米メリーランド州 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newsを見ると、つくづく日人にとって日刀は特別なイメージがあるのだと感じる。しかしこうしたニュースで報じられる日刀は、日人がイメージする日刀とは若干のズレがある。イギリスでは日刀が犯罪に使われる事件が多発したため、2008年に大幅な規制がなされたが、その際の日人の反応にも感じたことだ。 では、日人の日刀概念と世界の日刀概念はどのように違うのか、説明していこう。 日人が「日刀」という言葉で想像するのは、古来からの伝統の製法で作られた日製の刀剣だ。上のはてなブックマークのコメントも、無意識に日

    日本と世界の日本刀概念のズレ - 火薬と鋼
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