JRAは24日、京都競馬場開設100周年を迎える2025年の記念事業の一環として、同競馬場のスタンド改築をはじめ、厩舎、馬場を含めた施設全体の一体的整備工事に着手することをホームページ上にて発表した。各概要は以下の通り。 ■スタンド工事概要 ・グランドスワン(昭和55年竣工)の改築 ・ビッグスワン(平成11年竣工)の改修 ・下見所の改築 ・シンザンゲート、歩道等スタンド周辺施設の改築ほか ※各施設の新名称は未定 ■厩舎工事概要 ・レースに出走する競走馬が使用する厩舎、装鞍所、競走馬診療所、検体採取所について、より円滑な競馬施行を図るために建物配置を見直した上で改築する。 ■馬場工事概要 ・芝コース、ダートコースの路盤改修、馬場入退場経路の整備を含めた地下馬道の改修、およびパトロールタワー、馬場付帯設備(馬場散水、ハロンタイム等)の改修を行う。 ※コースの線形(レイアウト)に変更はない。 ■
現地時間4日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーダービー(3歳・GI・ダ2000m)は、L.サエス騎手騎乗の1番人気マキシマムセキュリティ(牡3、米・J.サーヴィス厩舎)が1位入線を果たすも、審議の結果他馬を妨害したとして17着に降着。 2位入線していたF.プラ騎手騎乗の14番人気カントリーハウス(牡3、米・W.モット厩舎)が繰り上がって優勝となった。 2着は11番人気コードオブオナー(牡3、米・C.マゴーヒーIII厩舎)、3着は4番人気タシトゥス(牡3、米・W.モット厩舎)。日本発売の3連単は1629万8210円という大波乱の結果となった。 また、日本のマスターフェンサーはスタートで遅れ最後方からの追走となったものの、直線ではよく脚を伸ばして6着に入った。 勝ったカントリーハウスは、父Lookin At Lucky、母Quake Lake、その父War Chantと
東京大賞典(2015年)、チャンピオンズC(2016年)、JBCクラシック(2017年)など制し、2016年のJRA賞最優秀ダートホースにも輝いたサウンドトゥルー(セン8)が、船橋競馬の佐藤裕太厩舎に転入が決まり、7日(水)11時、美浦トレセンを退厩した。約2年、同馬を担当した中垣功調教助手に話を聞いた。 「この2年間、あっと言う間でした。最初の担当者が定年で退職して、次の担当者が病気になってしまって、その時にちょうど空いていたのが僕だったんです。そういう偶然が重なって僕のところに来ました。JBCの後はチャンピオンズCが楽しみだねと大野騎手と話をしていたのですけど、これは仕方ないことですからね。 良い状態でバトンタッチできるのが良かったです。大人しい馬ですし、可愛がってもらえると思います。サウンドトゥルーが元気に走ってくれて幸せであれば、僕は満足です。この馬にはたくさんのことを教えてもらい
スタディオブマンが仏ダービー制覇、父ディープインパクトは日仏のダービーを産駒が制した(提供:Racingfotos Ltd) 3日にフランスのシャンティイ競馬場で行われたジョッケクルブ賞(仏ダービー・G1・芝2100m)は、S.パスキエ騎手が騎乗し、中団で進めたディープインパクト産駒のスタディオブマン(牡3、仏・P.バリー厩舎)が、直線の叩き合いから抜け出し優勝した。重馬場で勝ちタイムは2:07.44。 2着はM.バルザローナ騎手騎乗のパタスコイ(牡3、仏・X.トマドゥモールト厩舎)、3着はA.アムラン騎手騎乗のルイドール(牡3、仏・T.カスタニェイラ厩舎)。 ディープインパクトは産駒のワグネリアン(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が今年の日本ダービー(GI・芝2400m)を制しており、産駒の日仏ダービー制覇となった。昨日の英ダービーで期待されたディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛
現地時間5日、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われたターフクラシックS(G1・芝1800m・1着賞金29.76万ドル=約3247万円)は、道中4番手から進んだヨシダ(牡4、J.オルティス騎手)が最後の直線に向いて先頭に立つと、そのまま後続を押し切って優勝。勝ちタイムは重馬場で1分54秒64。 3/4馬身差の2着にG1・3勝馬で、前走ブリーターズCターフ2着のビーチパトロール(牡5、J.ロザリオ騎手)。さらに3馬身差の3着には重賞連勝中だったシンクロニー(牡5、J.ブラボ騎手)が入った。 ヨシダは父ハーツクライ、母ヒルダズパッション(その父Canadian Frontier)という血統。日本のノーザンファームの生産馬で、半兄ジークカイザーや半弟ヴェルテアシャフトは日本で競走生活を送っている。 2015年のセレクトセールでアメリカのウィンスターファームに1億152万円(税込)で落札され、
昨年の皐月賞馬ディーマジェスティ(牡4歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が20日、現役を引退することが明らかになった。21日付で競走馬登録を抹消する。通算成績11戦4勝(うちG1・1勝を含め重賞3勝)。通算獲得賞金3億243万2000円。今年の天皇賞・春6着がラストランとなった。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。 提供:デイリースポーツ
11日、大井競馬場で行われた第51回黒潮盃(3歳・ダ1800m・1着賞金1800万円)は、スタートを決めて好位につけた的場文男騎手騎乗の1番人気ブラウンレガート(牡3、大井・阪本一栄厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の11番人気カンムル(牡3、浦和・小久保智厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒8(重)。 さらに2.1/2馬身差の3着に7番人気ソッサスブレイ(牡3、船橋・山本学厩舎)が入った。なお、3番人気ドリームズライン(牡3、愛知・川西毅厩舎)は7着、2番人気シェアハッピー(牝3、大井・沢佳宏厩舎)は11着に終わった。 勝ったブラウンレガートは、父ディープスカイ、母シーズガットゲイム、その父フォーティナイナーという血統で、これが重賞初制覇。また、鞍上の的場文男騎手(本レースは8度目の制覇)は、自身が持つ地方競馬最高齢重賞勝利記録を60歳11か月に更新した。
向上面で仕掛け早め先頭に立ったJ.モレイラ騎手騎乗のネオリアリズムが後続の追撃を振り切って優勝(撮影:斎藤 修) 現地時間30日、香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスII世C(3歳上・香G1・芝2000m・1着賞金1140万香港$)に、日本のネオリアリズム(牡6、美浦・堀宣行厩舎)が出走。 8頭立てで行われ、J.モレイラ騎手騎乗のネオリアリズムは中団からの競馬。向上面で仕掛けて先頭に立つと、最後まで脚色が衰えることなく、後続の追撃を振り切って優勝した。昨年のマイルCS3着、香港マイル9着に続く3度目の挑戦で、うれしいGI初制覇。勝ちタイムは2分04秒59。 2着はS.デソウサ騎手騎乗のパキスタンスター(セ4、香・A.クルーズ厩舎)、3着にはH.ボウマン騎手騎乗のワーザー(セ5、香・J.ムーア厩舎)が入った。 半兄のリアルインパクトも豪州G1を勝っており、日本調教馬としては初と
1997年のシルクロードS(GIII)など重賞4勝、同年の高松宮杯(GI)2着のエイシンバーリンが、19日午前7時頃に蹄葉炎のため死亡していたことがわかった。 北海道浦河の丸村村下ファームで余生を送っていたが、昨年末に体調を崩し、クッシング病や蹄葉炎などさまざまな病気を併発。手術するなど牧場の懸命の治療が施されるも、亡くなった。享年25歳。 同馬は1994年10月に阪神でデビュー。同年の阪神3歳牝馬S3着後、年明けのクイーンC、アーリントンCを制覇。その後は1年7カ月休養していたが、1996年のオータムスプリントSで復帰(7着)。1997年には京都牝馬S、シルクロードSと重賞を連勝し、続く高松宮杯でも2着に善戦。GIこそ勝てなかったが、スピードを生かした逃げでファンを魅了した。通算28戦6勝(うち重賞4勝)。
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