例外考察シリーズ。 オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える - プログラマーの脳みそ 契約書に捨印を押す - オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える その2 - プログラマーの脳みそ try-catch方式のおさらい 例外のthrowというのは、コンパイラあるいはランタイムのレベルで、メソッドの戻り値を拡張することで表現できる。 処理中になんらかの異常事態が発生して、文字列表現じゃない何かを返さざるをえない状況ってのに直面したとする。するとString型の戻り値じゃそんなの表現出来ないから困る。 さてここで、原始的に解決する場合のコードを考えてみよう。 public static class Result { /** 戻り値 */ public Object value; /** 成否フラグ */ public boolean success; } といった型をつくり、