KAMとは?監査上の主要な検討事項とは?KAMとは「Key Audit Matters」の略称で日本語訳は”監査上の主要な検討事項”となります。 定義は以下の通り。 (2)当年度の財務諸表の監査の過程で監査役等と協議した事項のうち、職業的 専門家として当該監査において特に重要であると判断した事項(以下「監査 上の主要な検討事項」という。) (企業会計審議会、改訂監査基準 第四報告基準 二2(2)) 上記は改訂監査基準において、監査報告書に意見表明とは明確に区別して記載しなければならなくなりました。 従来から監査人と監査役の適時コミュニケーションは要求されておりましたが、KAMの導入後は期中監査の過程において重点監査事項の見直しを行い、重要な要点を絞り込みの結果、監査報告書に記載する必要があります。 KAM(監査上の主要な検討事項)の導入理由・趣旨・性質監査報告書に対するKAMの記載は監査人
「のれん」とは何なのか?M&Aをする時は、基本的に純資産より高い価格で購入するケースが殆どで、高値で買っている部分を「のれん」という無形資産で認識をします。 なぜならM&Aをするときは、その買収される会社が持っているノウハウ、ブランド力、人材などの価値を考慮して買っているからです。 この高値の部分(購入価額-純資産価額)は超過収益力と考えられており、買収を実行した会社の将来の収益に繋がるものとして資産認識されます。 なお、企業内部で蓄積されてきた将来にも影響する超過収益力を自己創設のれんといい、会計上のれんとして計上することは認められておりません。 なぜなら、自己創設のれんは客観的に数値化することが難しく、財務諸表の比較可能性を損なう可能性があるからです。 IFRSvs日本基準 「のれん」の会計処理方法の違い日本基準の会計処理日本基準では「のれん」は20年以内の期間に規則的に償却していくこ
IFRSとはIFRSとは国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards)のことである。 会計基準自体は各国で独自の基準が規定され、各国の経済的事象に合わせて、開示がなされています。 この点、各国で基準が違うため、IFRS導入することで比較可能性が向上したり、海外の投資家等へのコミュニケーションが円滑化するメリットがある。 例えるなら英語。英語を話せたら10億人と話せる。みんなが英語を話すことが出来れば、言語の壁が無くなる。(もちろん、語学ほど、基準間のギャップは少ない) 日本はIFRSを策定しているIASBと協力して、コンバージェンス(収斂)を進めてきた。つまり、日本基準とIFRSのギャップ差を極力無くそうと努力しています。 強制的にIFRSを適用した方が良いという意見もあるが、現在では任意適用(適用したい企業だけ自由にどうぞ)のみ
公認会計士/会計監査News編集長/大手監査法人にて金商法監査・会社法監査業務・その他アドバイザリー業務を経験後、大手FASにて財務DDなどの業務に従事。/ブログやTwitterで公認会計士業界の情報や効率的な仕事術について発信しています! あなたは公認会計士という職業をご存じでしょうか。弁護士や医者と比較して、知名度は劣りますが、実は日本の3大難関国家試験の一つとされており、様々なビジネスシーンで活躍をしている職業となります。当記事では、公認会計士の概要についてまとめておりますのでご参考になれば幸いです。 公認会計士の仕事内容主な公認会計士のお仕事は以下の3つとなります。 監査 企業から学校法人、公益法人など幅広い対象について、独立した立場から監査意見を表明し、財務情報の信頼性を担保します。監査業務には、法定監査と法定監査以外の監査があります 。 https://jicpa.or.jp/
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