「野々村被告が得た金は、税金から用意された紛れもない公金。返還は当たり前で、仮に不起訴にした場合、県民や国民が納得するとは思えない」。元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)を在宅起訴した理由を、検察幹部はこう説明する。 政活費の不正支出は、ほとんどが不起訴となるなかで、地検が在宅起訴に固執したのは、「他の議員が二度と同じことをしないよう、議員の立場を悪用した政活費の詐取への警鐘を鳴らすため」(別の検察関係者)だ。 そのために、検察は刑事訴追する金額にこだわった。 県警が昨年7月、書類送検した際、野々村被告が詐取したとする政活費は約220万円。しかし地検は数回にわたって野々村被告を呼び出し、任意の聴取を重ねた。県警にも新たな証拠を求める「二人三脚の捜査」(検察幹部)で、野々村被告が県議会事務局に提出した領収書などを一つ一つ調べた。 その結果、野々村被告が虚偽の日帰り出張の旅費として認めた計34
中国・天津市の危険化学物質の貯蔵倉庫で起きた爆発事故は、14日朝も消火活動が慎重に続けられた。国営新華社通信によると、死者50人、けが人701人のうち70人が重傷。数十人の行方が分かっていない。死者のうち消防隊員が17人に上っており、一部の中国メディアは当初の消火活動に問題があったのではないかとも指摘している。 当局の発表によると、倉庫近くで自動車が燃えているとの通報を受けて消防隊が現場に到着したのは12日午後11時ごろ。ある消防隊員は「水をかけてはいけない危険物質があるとは知らなかった。現場で用いたのはすべて水だった」と中国メディアに語った。別の消防隊員は「最初(燃えていたの)はコンテナだった。10分ほど水をかけるとバリバリという音がして光り出し、爆発した」とする。約30分の放水作業の後、大きな爆発が2回起きたという。 これに対し、中国公安省幹部は中国メディアの取材に対し、消防隊員が放水
車を無免許で運転し、ひき逃げして死亡させたとして、兵庫県警尼崎南署は13日、自動車運転処罰法違反(過失致死、無免許)と、道交法違反(ひき逃げ)の両容疑で、大阪府豊中市内の会社員の少年(16)を逮捕した。「身に覚えがない。車は運転していない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は13日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市大庄北の路上で無免許で乗用車を運転中、自転車に乗っていた同市浜田町の無職、肥後勇さん(80)をはね、そのまま逃走したとしている。乗用車は肥後さんを約50メートル引きずり、フェンスに衝突。肥後さんは頭などを強く打ち、間もなく死亡した。 同署によると、事故後、現場から乗用車を乗り捨てて逃走する2人組を近所の住人が目撃。事故から約30分後、同署員が現場から南東約1キロの路上を歩いている少年と同乗者の少年(17)を見つけ、事情を聴いていた。
東京都大田区の石原慎太郎元東京都知事の自宅で、インターホンを鳴らして逃げる“ピンポンダッシュ”の被害が相次いでいたことが13日、警視庁田園調布署への取材で分かった。同署は、12日夜にインターホンを鳴らして立ち去ろうとした男性から任意で事情を聴き、ストーカー規制法違反の疑いもあるとみて調べている。 同署によると、男性は板橋区に住む30代の派遣社員。ピンポンダッシュを繰り返したことを認め、「石原元都知事の大ファンで会いたくて来た」「夜間突然押しかけて怖い思いをさせてすみません」などと話しているという。 7月以降、石原元都知事宅のピンポンダッシュは少なくとも4件あり、同署が相談を受けていた。
東京・杉並区で、酒を飲んで運転していた自転車でオートバイと衝突し、オートバイの運転手を死亡させたとして書類送検された東京の30歳のアルバイトについて、都公安委員会は自動車でも危険な運転をし、事故を起こすおそれがあるとして、25日から180日間、運転免許を停止する処分にしました。自転車の危険な運転を巡って運転免許が停止されるのは都内で2例目です。 現場は片側2車線の直線道路で、警視庁の調べに対し、男は「以前から現場付近で、右側走行や信号機のない場所での横断など危険な運転を繰り返していた」と話しているということです。 これを受けて、都公安委員会は自動車でも危険な運転をし、事故を起こすおそれがあるとして25日から180日間、運転免許を停止する処分にしました。警視庁によりますと、自転車の危険な運転を巡って運転免許が停止されるのは都内で2例目です。
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