読み物に関するdaibutsu310のブックマーク (2)

  • カブトムシを買ってもらった

    ボクと、6歳になる息子、そしてカブトムシ 三人が三人と一匹になったのはまだ日差しがそれほど強くない頃だった 居間でテレビを見ていると、息子がさっと立ち上がり一瞬視界を遮ってのほうに駆けていく 「カブトムシ見に行ってくる」律儀な報告をすませると今度は玄関の方へ早足で向かう 今日だけで三度目の光景 こっそりと音の去った方向を覗き見る そこにはキラキラと目を輝かせてやまない、カブトムシに恋をしてしまった少年の姿を見つけた その楽しげな息子の姿を見ていると、ふと昔の自分を思い出す ボクもカブトムシを飼っていた 小学校に入る前のことだったと思う 20年以上も昔のことだ、ボクはまだ幼く、その頃の全てを憶えてはいないのだろうが 大きなカブトムシと、笑みをたたえる幼いボク その光景が強く強く、ボクの記憶に焼きついている 両親を亡くしたボクは祖父に育てられた 祖父は決して自分のことを父と呼ばせることはな

    カブトムシを買ってもらった
    daibutsu310
    daibutsu310 2015/08/24
    カブトムシやクワガタ飼ってたなぁ。おじさんが上司の息子にあげるからくれと言ったのでおじさんに売ったのだ。子供の頃から変わらん奴だ。
  • インターネットは誰が管理しているか? ほとんどの人間はこれを気にしな..

    インターネットは誰が管理しているか? ほとんどの人間はこれを気にしない。 インターネットが普及して80年ほどが経過した。無線による生体ネット接続が通用し、網膜に映して必要な情報を得ることが一般化した。 「昔の人間は、網膜の情報なくしてどのように車の運転をしていたのだろうか?」なんて話題が小学校の生活の授業で登場する。 観光地や官公庁の案内が、紙や吊るされた案内掲示板によって確認されていたという祖母の昔話に驚いた。 最近は微力な電力を提供することで、人間の動作の補助をネット経由で行なうことも多くなった。初めは介護施設で試験的に創められ、今では街を歩くときに障害物などに対応して移動の補助を行ないうるようになった。すでに老人だけでなく、生体ネットを持つ者の多くが、この動作補助アプリケーションをダウンロードして日々を送っている。視力を眼鏡で矯正した往時の人々と同様に、動作を矯正して正しい、より強い

    インターネットは誰が管理しているか? ほとんどの人間はこれを気にしな..
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