こんにちは、暖淡堂です。 今回は八卦の坎かんです。 坎は水でもあり、穴でもあり。 なにやら注意しないといけない、危険なものでもあります。 新井白蛾の説明を見てみましょう。 新井白蛾「易学小筌」 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 坎 新井白蛾「易学小筌」 坎 坎(かん) 水 六 進退に険ありの意 坎は陥である、陽が陰の中に陥っている。 豕(いのこ)〔内強く外柔らか、また外汚れ内騒ぐ〕、魚、狐〔穴に隠れる獣という意味〕 馬では首を下げる、薄い蹄(ひづめ)、心の美しいこと、心の亟(すみやか)なことなどとする。これは卦の形から得た意味である。 雨、雪、霜、露、雲、月、惣じて水辺 弓、輪、鉄器、水晶、水中のもの、桎梏〔これは罪人を戒める道具で、険難の中に陥るという意味である〕 木では堅い芯が多いこと 宮、棟木、叢棘(そうきょく)蒺蔾(しつり)〔棘のあるもの、推して知るべし〕 中男、舟人、盗