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  • 「自分が好きな」ライトノベル・オールタイム・ベスト100 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    前回は「客観的に重要な作品」で100作品を選んだのですが、いちおう「自分が好きな作品」に全振りしたリストも作っておこうと思いました。「シリーズ単位」「一作家一作品」で選出。とはいえ、西尾維新が言うところの「はぐれてしまった」というやつ、つまり「最初は大好きだったけどいつのまにか買わなくなったシリーズ」も多い。でも、そのとき好きだった気持ちは嘘じゃないから…と言い訳しておきます。 ちなみに私のライトノベル遍歴を読むと、初期のあたりがどうしてこういうラインナップなのかがわかると思います。 というわけでそのリストです。 田中芳樹『銀河英雄伝説』(1982年) 実際に読んだのは2000年から刊行された徳間デュアル文庫版。 森奈津子『お嬢さまとお呼び!』(1991年) 小野不由美『十二国記』(1992年) 流星香『電影戦線』(1997年) 賀東招二『フルメタル・パニック!』(1998年) 城平京『名

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  • ライトノベル・オールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    オールタイムベストって「自分が好きな作品」を選ぶか「客観的に重要な作品」を選ぶかでかなり性質が違ってくると思うんですが、そもそも「自分が好きな作品」なら毎年の個人的ベスト10をまとめればいいだけだし、「客観的に重要な作品」を選ぶならアニメ化リストを見ながら売れてそうな作品を選ぶだけなので、あんまり面白くないんですよね。 と思いつつ、まあ何事も経験だし、いったん100作品挙げてみるか、ということでリストアップしてみました。大変でした。 いや100作品って中途半端なんですよ。まずパッと思いつく作品を並べてみたら60作品くらいだったんですよ。んで気合を入れて候補をリストアップしたら140作品くらいになったわけですよ。だからもう極端に言えば「同率61位が80作品ある」みたいな感じなんですよね。今日寝て明日起きたらぜんぜん別のリストを作っているかもしれない。その程度のものです。 ちなみに私がリアルタ

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  • 「私の観測範囲で語る話になりますが」から始まる”なろうの辺境伯議論の歴史”の読み応えがすごい

    ハーメルンのルシエド太郎 @HamelnFilgaia なろうの辺境伯議論の歴史、私の観測範囲で語る話になっちゃいますがこんな感じな気がしますね 2016年→「なろうは辺境伯が軽んじられてる」論がスコッパーサイトコメントとかで登場する。ただし無視されたり「作品によるだろ」と言われる事が多かった 2024-04-05 17:00:36 ハーメルンのルシエド太郎 @HamelnFilgaia 2017年→月夜涙先生がおそらく作家としては初めて「なろうの悪役令嬢ものは辺境伯を身分が低いものと扱いがちだよね」と言及する(この時期はまだなろう全体の話とされてない)(この世代の悪役令嬢ものは今の世代の悪役令嬢ものとは微妙に離れている) 2024-04-05 17:00:37 ハーメルンのルシエド太郎 @HamelnFilgaia 2018年→この話題が他読者の目に触れるようになり「なろうの辺境伯概念は

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  • 「一般文芸」とは何か? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「一般文芸」という不思議な言葉がある。出版業界用語の一種で、普通の辞書には載っていない言葉である。ラノベ業界においては「ラノベ以外の小説」という意味で使われることが多いが、別にラノベ発祥というわけでもない。よくを読む人でも「そんな言葉は知らなかった」ということも多いだろう。明確に定義されているわけではないし、誰が言いはじめて、いつから使われているのかもわからない。 しかし、いまや我々はインターネットだけで明治以降のさまざまな書籍を全文検索して用例を調べることができる。そう「国立国会図書館デジタルコレクション」である。ありがたやありがたや。というわけで「一般文芸」について検索してみよう。 検索できるかぎりにおいて、おそらく最も古いのが1892年(明治25年)『哲学雑誌』内の一文である。 文學史といふ名稱は文學の歴史即ち「リテラツールグシヒテ」といふ意味なるべしと思ひしに此度の三書は文學史と

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  • 異世界召喚・転移・転生ファンタジーライトノベル年表 | ブックオフ公式オンラインストア

    異世界召喚・転移・転生ファンタジー小説歴史の異世界(異界)へ行く物語の歴史は、1820年以前よりもさかのぼれます。平田篤胤ののこした『仙境異聞』は仙界で暮らした少年の話をまとめ、宮地水位が記した『異境備忘録』は神界や魔界への旅の記録をのこしています。これらはファンタジーというよりオカルト的要素が強く出ています。 異世界召喚ファンタジーといえば、高千穂遙さんが1979年に書いた『異世界の勇士』が有名です。高校生の主人公リュージが異世界へ招かれて災厄を救う物語です。また、半村良さんの『亜空間要塞』(1974年)も異世界転移作品といえるかもしれません。 1991年ころから、不安定な社会情勢を背景に、異世界へ行く物語が増えはじめます。しかし以降、現代世界から異世界へ行く召喚・転移ものはなりをひそめ、異世界を舞台にした異世界の物語、異世界ファンタジーが隆盛しました。 そして2011年。ネット

  • 【note連載版】ライトノベル回顧2023|毎週レビュー企画:2023年4月編|東大新月お茶の会

    新月お茶の会の自称ラノベ担当・はじめまことが、今年1年のラノベ界隈を振り返る。週にひと月を取り扱い、12週間で1年を振り返ることを目的とする。蒸発した場合も『月通り2183号』に掲載予定なのでご心配なく。毎週土曜更新予定。 この企画では、新月お茶の会のラノベ担当を自称するはじめまことが、各月のライトノベルを振り返り、印象深かった作品や界隈で盛り上がった作品・話題について語りつつ、その月の面白かった新作2シリーズを選んで1000文字前後のレビューをしていく。なお、対象作品はレーベル公式サイトの「n月の新刊」の分類(ラノベの杜スタイル)を基準とし、実際の発売日や発行日は無視するものとする。なお、ここで紹介される新作を私が全て読んでいるとは限らない。また、「界隈」とはX(旧Twitter)におけるラノベ界隈のことを指す。 4月序盤では、まず「スニーカー4月刊のタイトルの風紀が終わっている」とい

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  • 小説家になろう年表|白椿

    何か気付いたらその都度入れていく予定。 日数に太字を使っているのは、「小説家になろうグループの歴史」に記載されている、あるいは以前は記載されていたもの。 小説家になろう前史1999年10月 コナンのページ開設 (=ウメ研究所設立 「1999年にウメが1人で設立しました。」) 2000年02月06日 コナン小説リングへと名称変更 2002年~2003年 携帯小説および小説執筆システムの研究を開始。ウメ研究所誕生および企画開始 (矛盾する記述であり、まぁ無かったことにされたのだろう) 2003年09月 小説家になろうの制御システム「NW-SYSTEM」開発開始 2004年 開設04月02日 小説家になろう運営開始 (梅崎氏が大学入学) 04月11日以降 最初の作品投稿 (N0001Aはコナン小説リング由来。 コナン小説リングで投稿規定を変更したのがこの日) 2005年03月21日 18禁小説

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  • 「男女あべこべ」「貞操逆転」ジャンルはどのように生まれたのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    男女あべこべ」あるいは「貞操逆転」などと呼ばれるジャンルがある(以下「貞操逆転」で統一する)。 いわゆる「性転換」や「とりかへばや」などとは異なり、男女の社会的役割や倫理観がまったく逆転している世界を描くもので、特に性的な価値観の逆転により「女性が性に積極的」「男性は性に消極的」という描写が重視されている。ジェンダーSF的に描かれることもあれば、ただ単にそういうシチュエーションでエロを書きたいだけのこともある。というか現在のところは後者のほうが圧倒的に多い。 この記事では、そうした「貞操逆転」というジャンルがどのように発展してきたかを考えるために、備忘録程度にだが代表的な作品をまとめてみたいと思う。 沼正三『家畜人ヤプー』 EHSは女権制国家であり、EHSは女系の女子によって相続される女王による君主制国家である。政治や軍事の大権は女性のみが持つ。人間(白人)の女性に代わって出産をする子宮

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  • 好きな女性向けラノベ並べてみた(R18含む)|はに

    女性向けラノベは好きですか?私は大好きです! 私はよくティーンズラブや女性向けラノベを読むので、好きな作品を語ろうと思います。 ※この記事ではキャラクターに対して貶す言葉がでてきますが、私はそれらの要素が大好きで、作品を貶したいがために書いてるわけではないということを理解した上で読んでほしいです。 こう、クズとか愚かとか気持ち悪い男が大好きというのは、彼らのことを哀れと思っている部分も無きにしも非ずですが、何よりも彼らは私の想像を超える行動を取ってくれるため驚きと笑いをもたらしてくれるエンターテインメント……人生の癒し……おもしれ~……って意味が多いためサメ映画を見てる気分です。サメ映画見たことないけど。 なるべく言葉を選んで書いたのですが一部、褒め言葉か怪しい部分があります。 ※R18作品の紹介ばかりになります。最後の2作品のみ全年齢。 では、だらだら好きな作品を並べます。ネタバレありま

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  • ラノベ人気投票『好きラノ2022下』の結果発表

    Twitter&ブログから投票いただいた、3,629名分総数9,011票を集計しました。 投票期間が短かったためか、今回はちょっと投票数少なめですが、それでも、10,000票近くあるので、集計は自動で処理しています。Twitterの仕様のため集計漏れがある場合がありますが、それはご容赦ください。 それでは、総合、新作/既刊別、ブログ票のみの結果は以下の通りです。全体的になろう系&単行レーベルが強い印象。ブログ票は31票と少なめですが、よりマニア向け(たぶん)になっているかと思います。 総合 1位(271票) 好きの下剋上 /香月美夜 /TOブックス 2位(200票) 薬の魔物の解雇理由 /桜瀬彩香 /TOブックス 3位(195票) 無職転生 /理不尽な孫の手 /MFブックス 4位(182票) アラサーがVTuberになった話。 /とくめい /KADOKAWA 5位(159票) 転生令嬢

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  • 第二次ラブコメラノベブームとは何だったのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ご存知のとおり、現在のラノベ業界は「ラブコメブーム」真っ盛りです。2000年代に起きたものを「第一次ブーム」とすると、今回は「第二次ブーム」ということになるでしょう。まだまだなろう系の勢いも健在という中で、いかにして「ラブコメブーム」が起きたのか、それはいったいどのようなブームなのか、というところを、個人的な史観をまじえて語ってみたいと思います。よろしくお願いします。 前史「第一次ラブコメラノベブーム」 大雑把には、90年代のラノベ業界はファンタジーやSFが強く、1998年の『ブギーポップは笑わない』を画期として現代ものが流行りはじめ、それを受けて2000年代前半に『灼眼のシャナ』[2002年]や『とある魔術の禁書目録』[2004年]といった異能バトルの流行があり、その後に第一次ラブコメブームが到来した、というのがラノベ史の概略となります。 もちろん90年代〜2000年代前半にも

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  • 掲示板回のあるWEB小説をオススメする記事 : 気ままに読書漬け

    12月4 掲示板回のあるWEB小説をオススメする記事 カテゴリ:オススメ・投票系オススメ記事 WEB小説VRゲーム系作品とかに時々ある「掲示板回」のある作品を紹介する作品です。 いや、個人的に好きなんですよね「掲示板回」。 主人公たちが独自ルートを突っ走っている中で、詳しく知らないキャラ達の視点で語りあったり、見当違いの考察したり、たまに真相に近い意見が出て来たり、わいわい盛り上がってる感じがあるのが楽しい。 ただ、主人公たちの活躍→掲示板回ってメインとサブの要素じゃないですか。 好みの掲示板回を書いてくれる作品があったとして、そればっかりあると編進まないしなー、みたいな悩ましさがある。 閑話休題。 タイトル通り、掲示板回のあるWEB小説をオススメする記事です。 書籍化してる作品はそちらも含めてリンク張っておきますので、参考にしてください。1、『ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダ

    掲示板回のあるWEB小説をオススメする記事 : 気ままに読書漬け
  • この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    「いつか読もう」はいつまでも読まない。 「あとで読む」は後で読まない。 積読をこじらせ、「積読も読書のうち」と開き直るのも虚しい。人生は有限であり、が読める時間は、残りの人生よりもっと少ない。「いつか」「そのうち」と言ってるうちに人生が暮れる。 だから「いま」読む。 10分でいい、1ページだっていい。できないなら、「そういう出会いだった」というだけだ。「いま」読まないなら、「いつか」「そのうち」もない。 に限らず情報が多すぎるとか、まとまった時間が取れないとか、疲れて集中できないとごまかすのは止めろ。新刊を「新しい」というだけの理由で読むな。積読は悪ではないが、自分への嘘であることを自覚せよ。「いま」読むためにどうしたらいいか考えろ。「」にこだわらず読まずに済む方法(レジュメ、論文、Audible)を探せ。難解&長大なら分割してルーティン化しろ。こちとら遊びで読書してるんだから、仕事

    この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • 設定開示が面白いラノベ : 気ままに読書漬け

    11月27 設定開示が面白いラノベ カテゴリ:オススメ・投票系オススメ記事 タイトル通り、設定開示が面白いオススメ作品を列挙する記事です。 そも設定開示とはなんぞや、ってのがあると思いますけど。世界観が作り込まれていて、それに触れるエピソードやら描写やらが好みに合致した作品、と言う事で10個ほど上げさせてもらいました。 1、『好きの下剋上』 言わずと知れた名作。WEB完結済みの書籍化作品で、シリーズ全体でかなりの冊数が出てる作品ですね。 小説だけに絞ってもTOブックス刊行の編が30巻、短編集が2巻、外伝1巻出てますし。ふぁんぶっくも7冊。ジュニア文庫版なんかもあるし、コミカライズも第一部が完結しましたが、2部~4部が同時進行してますし。 好きで司書になろうとしていた女性が亡くなり……異世界の平民、病弱なマインとして転生。 この世界でもを読みたいと思う彼女でしたが、紙は高価でを読め

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  • オススメ!ファミ通文庫の青春小説30選 - 読書する日々と備忘録

    先日スペースを開催した際にリュウさんとファミ通文庫の青春小説を紹介する約束をしていたので、ちょっと時間が空いてしまいましたが、今回読んだ作品の中からおすすめの30点紹介したいと思います。気になるがあったらぜひ飛んでみて下さい。 ※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。 1.東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫) 東雲侑子は短編小説をあいしている posted with ヨメレバ 森橋ビンゴ エンターブレイン 2011年10月 楽天ブックス 楽天kobo Amazon 7net honto 紀伊國屋書店 ebookjapan 何事にも無気力、無関心な毎日を過ごす高校生、三並英太。ひょんなことから兄の持っていた雑誌で、普段一緒に図書委員を務める東雲侑子が作家であることを知った英太は、長編を書くためにという理由で侑子から仮の男女交際を依頼される青

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  • あまり本を読んだことのない10代に勧めるライトノベル

    大吉堂(10代の心を刺激する古屋) @toyritz 話題になった10代への読書案内的なを読んだのですが、まあ見事なまでにラノベに関する記述がないのです。一切ない。ファンタジーはもちろん、SFやミステリについての項はあるのですけどね。ラノベでもそのジャンルに属するものも多くあるのに、その項でも一切なし。何だかなー → 2022-06-29 13:07:25 大吉堂(10代の心を刺激する古屋) @toyritz →そんな中で、金原瑞人、ひこ・田中両氏監修の『今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150!』はラノベもきちんと取り扱っているので大好きなのです。 所謂好きの人たちによるガイドブックも児童書メインのものも、ラノベを除外するのは何とかならないかなーと切に思うのです。 pic.twitter.com/q7xvJngcGO 2022-06-29 13:07:28

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  • 2022年 上半期 おすすめの新作ラノベ10選 - 働きたくない村人のラノベ日記

    このラブコメ、みんな手遅れ。 俺、九重雪兎は女運が悪い。 昔から何かとトラブルに巻き込まれ、母親には疎まれ、姉には嫌われ、両想いだと思っていた幼馴染には告白前にフラれ、傷心中に嘘告される始末。 すっかり感情がぶっ壊れて色々と手遅れなんだけど―― 「私が悪いの……全部私が――」 「ごめんなさいユキ! アレはそんなじゃなくて――」 何故か俺にトラウマを与えた女性達がチラチラこっちを見てる気がする……。 これは傷つきすぎて好意を受け止められなくなった少年と、そんな彼を傷つけてしまった女性達による、手遅れから始まる全く始まらない勘違いラブコメディ! 二度と同じ過ちを犯して傷つくことのないように、母親、姉、幼馴染み、部活の後輩を拒絶し続ける生活。 全ては勘違いから始まったことだけれど、そんな彼を救う言葉すらも素直に受け入れられずに拒絶される日々のなか、彼と現状に真剣に向き合うことで少しずつ失ってきた

    2022年 上半期 おすすめの新作ラノベ10選 - 働きたくない村人のラノベ日記
  • ライト文芸オール・タイム・ベスト50選|nyapoona

    ライト文芸のオール・タイム・ベストを作ろうと思う。 何故ならライト文芸には「このライト文芸がすごい!」のような評価やリストアップを行うものは全く存在せず、とりあえず新刊を片っ端から消費していくような状態が続いているからだ。 しかしそれはあまりにも勿体ない。 ライト文芸にも、「語り継がれるべき名作」というものはあると思うからだ。 だから私はライト文芸のオール・タイム・ベストとして50冊を選ぶことにした。 ピックアップした作品は売れ線定番から、悲しいことに埋没してしまっている作品まで様々だが、面白さは保証したいと厳選に厳選を重ねた。 ここに挙げられた50冊のうち、どれかひとつでも心に刺さるものがあれば幸いである。 1.辻村七子『螺旋時空のラビリンス』

    ライト文芸オール・タイム・ベスト50選|nyapoona
  • 【令和最新版】ライトノベルの主要10レーベルの続刊率を調べてみた : 本達は荒野に眠る

    ライトノベルの打ち切りって多い?続刊率を調べてみた! タイトルの通りです。ライトノベルの主要10レーベルの続刊率を調べてみました。 条件

    【令和最新版】ライトノベルの主要10レーベルの続刊率を調べてみた : 本達は荒野に眠る
  • 物語は死なない。それは生き続ける─【2021年】小説・ラノベを振り返る─|DUK

    物語は死なない 令和に入って四年目の年を迎えた。「王冠」に由来する名前を持つあのウイルスの災禍は予想以上に長引いて昨年も完全な収束にはいたらずに今も未だ世界に暗い影をおとしている。言うまでもないことだが、この二年で世界はすっかり様変わりしてしまった。しかし、それでも変わらないものはある。世界がどんなに死に体になっても、物語は死なない。それは生き続ける。 有史以来、多くの人間が物語を求めてきた。なぜか。生きていくために必要だったからだ。とはいえ、物語は「べられない」。飢餓を乗り越えさせたり、難病の人間を完治せしめる効果はない。世界が危機に陥った時、こういうものは「無意味」なものとして顧みられることはなくなる。生活する上で最低限必要なものではないからだ。だが、それでも人はどうしようもなく物語を必要としてしまう。「べられる」ものだけでは満足できないからだ。「無意味」なもののなかに「意味」を見

    物語は死なない。それは生き続ける─【2021年】小説・ラノベを振り返る─|DUK