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ブックマーク / kakuriyomimei.hatenablog.com (1)

  • 何を着たいのかわからなかった自分を新宿のZARAに置いてきた話 - かくりよ書房夜明け分館

    ずっと、何を着ていいのかよくわからなかった。 手持ちの服はどちらかといえばカジュアル、かつ甘めのテイストの服が多いブランドのものばかりだった。母がそういう服が好きで、似合って、その流れで娘の私もそういうお店に連れて行ってもらうことが多かった。行きなれたお店で買うボタンダウンのシャツ、無地のカーディガン、たっぷりした布のスカート。売り場ではたしかに好きだと思ったのだけれど、私が着てみるとなんとなくあか抜けなかった。 そういう服を着ている私は、優しそうというか無害そうに、あるいは年より子供っぽく見えてしまうんだろうと思う。成人して久しいのにコンビニで年齢確認を喰らったり家出人だと思われておまわりさんに呼び止められたり、どう頑張ってもまったく素敵だと思えないひとにナンパまがいの声掛けをされることもあり、そのたびに「私の恰好がイモいからなんだろうな……」と静かに落ち込んだ。 そして、頑張って普段行

    何を着たいのかわからなかった自分を新宿のZARAに置いてきた話 - かくりよ書房夜明け分館
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