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ブックマーク / note.com/hirotakai (2)

  • アザと病と英語 『女帝 小池百合子』の違和感|高井宏章

    話題のベストセラー『女帝 小池百合子』を読んだ。 あけすけに書けば、読んでいる最中はかなり不快で、読後1週間たってもモヤモヤした違和感が消えない。そんな読書になった。 あまり気が進まないのだが、気持ちの整理をかねて文章にしておく。 以下、敬称略です。 低評価には違和感なし最初にはっきりさせておこう。 政治家・小池百合子に対する厳しい評価について、書に異論はない。 その歩みを多少なりとも見てきたら、彼女を評価する人は少ないだろう。 夏場のスーツが苦手だったので、『クールビズ』の旗振り役になった功績は認めている。 それ以外、これといった実績は記憶になく、『女帝』でも描かれるようにパフォーマンスばかりに熱心な政治家という見方を私もとる。 都知事としての公約もほとんど実現していない。前回の選挙戦で不可能な空手形を乱発した時点でうんざりしたものだ。 人間として信用できない、という見立てにも同意する

    アザと病と英語 『女帝 小池百合子』の違和感|高井宏章
  • 「不良品」などいないが、孤独は人を喰う ある連続殺人犯の父の手記|高井宏章

    2019年5月28日、川崎市で痛ましい無差別殺傷事件が起きました。 被害者とご家族など関係者にお悔やみとお見舞いを申し上げます。 以下の文章は敬称略とします。広がる殺傷事件の波紋20人もの死傷者を出し、犯人が自ら命を絶った川崎市の事件は、様々な反応を引き起こした。 話題になったのはタレント松人志のテレビ番組での発言だ。 「人間が生まれてくる中で、どうしても不良品っていうのが何万個に1個、これはしょうがないと思うんですね」 「何十万個、何百万個にひとつくらいに減らすことはできるのかな、みんなの努力で」 「こういう人たちがいますから、その人たち同士でやりあってほしいですけどね」 この「不良品」という言語道断の言葉と、生放送でもないのにそれを垂れ流した番組制作の姿勢は、強い批判を浴びた。 もう1つ、議論を呼んだキーワードが「ひきこもり」だ。 川崎の事件の50代男性容疑者が「ひきこもり傾向があっ

    「不良品」などいないが、孤独は人を喰う ある連続殺人犯の父の手記|高井宏章
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