DJミックスのトランジションにおける、ボリュームフェーダーの操作はミックスにおいて非常に重要な要素です。 しかし普段、DJは次の曲のフェーダーを上げる時、あまり意識せずに感覚でフェーダーを上げることが多いと思います。 意外かもしれませんが、よくある直線的なフェーダー操作は、踊れるミックスという観点から言えば、あまり有効ではないかもしれません。 今回は、かなりマニアックで実験的要素が強いですが、あえてそのブラックボックスとなっているミックス時のボリューム操作について検証してみようと思います。 検証用のDAWはAbleton Liveを使用し、課題曲として以下の曲を使用しました。 Aの曲 Tobtok – Prelude Bの曲 Disclosure – Moonlight 比較を分かりやすくするため、EQ、フィルターなどは一切使用せず、ボリュームのオートメーションのみを行い、AとBの曲が8小