ブックマーク / bunkaonline.jp (4)

  • 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』:ロマン優光連載288

    288回 『なぜ働いているとが読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』 三宅香帆氏によるベストセラー『なぜ働いているとが読めなくなるのか』(集英社新書)は非常な労作であり、様々な資料にあたりながら、明治以降の社会における読書というものの位置付けの変化を追い、現代日社会の労働が抱えている問題に言及するだ。タイトルを見て「そんなの忙しくて疲れてるからに決まってるじゃないか」と考える人もいるだろうが、人はなぜが読めなくなるまでハードに働かなければいけないのかという問題について考えているであって、そこは出発点である。 そして、ある意味で映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開/監督:土井裕泰、脚:坂元裕二、主演:菅田将暉・有村架純)の考察でもある。けして、冗談ではない。菅田将暉演じる主人公・麦くんが就職したことで今まで親しんできた文学・音楽ゲーム映画などを楽し

    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』:ロマン優光連載288
    dmekaricomposite
    dmekaricomposite 2024/04/27
    三宅さんは「花束」に取り憑かれている。それがいい方向の出力だとこの本になり悪い出力だと新海誠好き元彼本になり…「花束」の魔力恐るべし。批判を避ける傾向は若手レビュアーにありがち。「本の雑誌」を読もう。
  • 「この漫画の最終回がとんでもない」吉田豪のTOP3

    やたらめったら印象に残っている漫画の最終回。誰しもの記憶にそんな最終回があるはずです。 著名人の方々にランキング形式で紹介してもらいました。今回は吉田豪さんです。 深く潜ってそのまま溺死したような作品 宮ひろ志にとって最大の失敗作であり、だからこそ忘れられないのが『大ぼら一代』(73年)である。 ちょっとスケベで生意気な小学生が、実はとんでもない金持ちの息子でもあって、子供の喧嘩に猟銃や戦車を持ち込んだりするうちに、IQ300の天才とタッグを組み、“20年後に日をうごかす人間をまだ少年のうちに集めた、大ぼら同盟”結成のために動きだすのが主なストーリー。しかし、主人公も含めてどんな汚いことをしてでも出世しようとするキャラクターばかりだから、何が正義で何が悪なのかよくわからなくなるし、こういう作品だと仲間意識のほうが重要なはずなのに、どこか根強い人間不信みたいなものばかり伝わってくるわけな

    「この漫画の最終回がとんでもない」吉田豪のTOP3
    dmekaricomposite
    dmekaricomposite 2024/03/30
    id:hiro7373『万年雪のみえる家』『姿三四郎』『大いなる完』あたりはちゃんと完結してたような気がします……『万年雪のみえる家』は名作だった記憶があります。たぶん名作だったんじゃないかな。
  • 百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます:ロマン優光連載274

    274回 百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます 年末年始と災害、事故、事件などの気がめいるようなニュースが多くて精神的にまいり気味だったのだが、そんな中、久々に心から喜ばしいと感じられるニュースが突然飛び込んできた。 それはもちろん細川たかしさんの再婚の報告…ではなく、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんと KinKi Kidsの堂剛さんとの結婚報告だ。 いや、細川さんの再婚がめでたくないわけではないのだが、自分は人生の一時期ももいろクローバーにのめり込んでいた時期があるわけで、百田さんの結婚の話のほうをしたくなってしまうのは仕方ないので、そこは許してほしい。 2010年から2011年の一時期、行ける限りのももクロの現場に通っていたことがある。そのころのももクロの活動はインストアでのライブが中心で週末に東京周辺のショッピングモールやデパートに通うような日々が続いていた。行けない日は

    百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます:ロマン優光連載274
    dmekaricomposite
    dmekaricomposite 2024/01/13
    私はハロヲタだけど漏れ聞こえる情報だけでもももクロの赤はいい奴ってのは伝わってきた。やっぱり緑の卒業にはモノノフはモヤモヤしたのね。ハッピーハッピーグリーティング。土日はよろしくね。コココココココココ
  • あの頃の創価学会:ロマン優光連載267

    267回 あの頃の創価学会1972年生まれの自分が初めて池田大作という人の存在を強く意識したのは小学校高学年から中学生くらいのころ、街中に貼ってあった池田氏と創価学会を糾弾する内容が書かれた貼り紙によってだった。当時自分が歩いていた街中の光景が朧気になっていく中で、これと横田めぐみさんの消息を求める貼り紙はなぜか鮮明に覚えている。 明確にその名前を意識したからといって、なんでそんなに糾弾されているのかはいまいちわからなかった。一方で池田氏が創価学会の人からおそろしく崇められているのはなんとなく知っていたが、信者でない自分にとっては、なんでそんなに崇拝されているのか、なにをしている人だかよくわからない存在だった(この原稿は、小学生から大学生くらいまでの自分の、池田氏や学会に関する記憶に触れている部分があるのだが、そこで「よくわからなかった」と書いてあるからといって、今現在わからないとか知らな

    あの頃の創価学会:ロマン優光連載267
    dmekaricomposite
    dmekaricomposite 2023/11/25
    池田大作・創価学会が特別ヤバかった頃を肌身で知ってるのはもう六七十代より上になるのかな。親の遠い知り合いから公明党に入れてくれという電話が実家に来て困ってた思い出。コミックトムの趣味のよさは異常。
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