本日もりけいのりからお届けします。 秋になると、少し肌寒い気温となり、葉は色づきます。 四季のある日本に生まれて良かったと感じますね。 今回は、そんな秋の味覚、視覚において存在感のある、銀杏の科学を扱います。 並木道に悠然とそびえるイチョウ (銀杏) の木は、まさに圧巻です。そして、彼らの落とし物こそが、ギンナン (銀杏) です。イチョウとギンナンの漢字は何故同じなのか、ということにも踏み込めればと思います。 銀杏、言葉の由来 イチョウの葉の謎 銀杏は何故臭いのか、食べ過ぎは良くない? おわりに 参考文献 銀杏、言葉の由来 まずは、"銀杏"という言葉の由来から。よくよく考えると、"イチョウ"、"ギンナン"と2つの読み方がある銀杏。ダブルミーニングなのは、次のように2つの由来があるからだそうです。 ギンナン:アンズの実を小さくした見た目で、銀のように真っ白な実であることから イチョウ:中国で