東京電力は20日、福島第1原発事故の社内調査委員会の最終報告書を発表した。事故直後の菅直人前首相の現場視察や、吉田昌郎前所長への問い合わせなど官邸の介入を「無用の混乱を助長させた」と批判。事故悪化につながったと指摘された、社員の原子炉の冷却装置の操作不手際についても非を認めなかった。 報告書はA4判352ページ。事故原因を「想定した高さを上回る津波の発生」と分析し、「最新知見を踏まえた対策を実施してきたが、結果的に甘さがあった」と集約した。 また、事故があった11年3月11日以降、官邸から吉田氏への問い合わせが相次いだことについて、「現場実態からかけ離れた要求で、所長を(現場と官邸対応で)板挟みにするばかり。事故収束の結果を改善するものではなかった」と指摘。「事故対応における大きな課題で、当社を含め関係者は大いに反省すべきだ」とした。
◇「1人で1キロ」うれしい悲鳴 滋賀県高島市の農業公園、マキノピックランドのサクランボ食べ放題(30分、大人1500円)が人気を呼び、大粒の種はわずか3日間でほぼ食べ尽くされ、臨時閉園に追い込まれた。同園では「京阪神や中京圏などから中年女性を中心に3日で約500人が入園し、1人約1キロ食べた勘定」といい、想定外のうれしい悲鳴を上げている。【塚原和俊】 ピックランドは例年、摘み取った分を持ち帰るサクランボ狩り(大人1000円)を実施。「その場で食べられないのは物足りない」との客の要望が多く、8年ぶりに食べ放題に踏み切った。 果実の成熟に合わせて樹種別の畑ごとに実施。先月26日から小粒の「中国桜桃」20アールで食べ放題をスタート。今月11日からは大粒の「甘果桜桃」25アールで開園すると、連日百数十人が押し寄せた。13日の水曜の定休日をはさんで翌14日も客の波は続き、色付いた実がほぼなくなったた
◇大魔神か、巡礼地か 「なんだあの見苦しいものは?」。この春、ローマから4年ぶりに帰国し「東京スカイツリー」を初めて目にしたときの第一印象だ。そんな話を周辺にすると、「えっ」「何言ってんの」という反応をされた。60歳代の同僚記者には「そんなこと言ったら『非国民』って言われるぞ」と半ば冗談、半ば本気で諭された。それでも私の目には大魔神のように見える。あの「世界一の電波塔」は本当に必要なのか。【藤原章生】 ◇高さ競争「くだらない」 そもそも必要だった? 22日の開業を前に、メディアもスカイツリーで大騒ぎだ。大多数の声に惑わされず社会を見てきたこの人なら意見が合うだろうと、作家、曽野綾子さんに電話をしてみた。 「あれですか? 私はわざわざ見に行きません。どうしても電波塔が必要なら仕方ないんでしょうけど、まず、その辺をお調べになって、それから話をしましょう」と言われた。私はテレビが嫌いでめったに見
高知市出身の自由民権運動の指導者・板垣退助のルイ・ヴィトン社製トランクなど遺品41点が、東京都内在住の子孫から同市立自由民権記念館に寄託され、16日、報道関係者に公開された。 表部分に「ITAGAKI」と書かれ、トランク内には製造番号の入った紙タグが残っている。外遊中のパリで購入したとされ、日本に残るヴィトン社製品の中でも最古に近いという。遺品は来月から同記念館で展示される。「板垣死すとも自由は死せず」と未来を見据えた名言を吐いた闘士は、おしゃれ心も時代を超えていた?【倉沢仁志】
8日夜の鉢呂経産相と報道陣の主なやりとりは次の通り。 Q (福島第1原発の)視察どうでした? A やっぱり、ひどいと感じた。(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ。いろいろ回ったけど、除染をしないと始まらないな。除染をしっかりしないといけないと思った。 Q 予算措置は? A あす、予備費の2200億の関連で閣議決定する。それでも足りないよね。じゃ、おやすみ。
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