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2009年 04月 上旬:Alisato's 本買い日誌
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2009年 04月 上旬:Alisato's 本買い日誌
石神茉莉『人魚と提琴』(講談社 講談社ノベルス イQ-01 ,2008年2月,903円, ISBN978-406182583-3... 石神茉莉『人魚と提琴』(講談社 講談社ノベルス イQ-01 ,2008年2月,903円, ISBN978-406182583-3)読了。 廃墟の町のはずれにある玩具館『三隣亡』を訪れた北原涼子には、幼いころ火事の中で人魚とヴァイオリンを弾く少年を見たいう記憶があった。記憶の少年に似たヴァイオリニスト水守恭司の姪の響と知り合った涼子の周囲で不気味な出来事が起こり始める。 いかにも石神茉莉らしい、「ヘンな」幻想譚。人が何人も死んでいるのに、ホラーの方向に行きそうでいかず、何故かそこはかとなくユーモアが漂う。ちぐはぐというべきなのか奇妙な味というべきなのか迷う。 ホラーにいかない倉阪鬼一郎のような感じ。倉阪鬼一郎も石神茉莉のデビューは『幻想文学』なのだが、やっぱり傾向が似るんだろうか。 デビュー作を読んだ時に、題材だけでなく作風そのものに内田百閒の匂いがするなと思ったものだが(だから結構年のい