澤藤統一郎の憲法日記 » テレビ放送での名誉毀損発言の内容は、「一般の視聴者の普通の注意と視聴の仕方を基準」に特定されなければならない。

テレビ放送での名誉毀損発言の内容は、「一般の視聴者の普通の注意と視聴の仕方を基準」に特定されなければならない。 (2023年6月30日) 久しぶりのブログ投稿。なんとなく懐かしい心もち。日課としていた毎日の更新から解放されたこの３か月、なんと気が楽で心穏やかな日々となったことだろう。１０年間の連日ブログ更新は相当の重荷だった。あらためて、これからやれと言われてもできることではない。とは言え、何もしないでは物足りない。時折に、気ままに、永く書き続けたい。 本日午後、統一教会スラップ５事件のトップを切って、八代英輝事件での東京地裁判決があった。当然のことながら統一教会の敗訴、請求棄却判決である。もちろん、敗訴判決で統一教会側がめげることはない。もともと勝てると思っての提訴ではないからだ。だから、当然控訴ということになるだろう。 これを、教団内部では「法難」というのだろうか。「左翼勢力が仕掛けた

[tsurishinobu]

なるほど、そういう見方ができるのか。法律に疎い人間には、過去の類例で裁判所がどんな判断を下したのかの知識がない。こんな風に解説されると、統一教会が八代氏を訴えたのは勇み足だったのかとも思えてくる。