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正中と刃筋 - 内田樹の研究室
「現代における武道の意義」という演題である市の体協で講演をすることになった。聴衆の多くは各種競技... 「現代における武道の意義」という演題である市の体協で講演をすることになった。聴衆の多くは各種競技団体の役員の方たちだった。講演を終えて質疑応答になった時に、勢いよく手を挙げた人がいた。その人は「お話に出て来た『正中線』とは何のことですか?」と問いかけた。 自分なりの答えを知っていて、私の知見の当否を吟味しようというような査定的な問いではなく、ほんとうに知りたがっているということがその真剣なまなざしから知れた。 おそらくこの方は稽古を通じて「正中線」についてリアルな身体実感を持っているのだけれど、指導に際して、なかなかその実感を言葉で伝えられないでいるのだろうと思った。 正中線というのは単に自分と相手の中心を結んだ空間的な位置取りのことを言うのではない。目付や重心や臓器の位置や気の配りなど無数の要素によって、正中は生成し、変化する。そして、正中と技の刃筋が合うと強大な力が発動し、ずれると力は