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調律のテクスト論 -『名作の書き出し 漱石から春樹まで』 石原千秋
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調律のテクスト論 -『名作の書き出し 漱石から春樹まで』 石原千秋
よく、読書をする人のことを「読書家」と言います。でも、私自身はあまりこの言葉を使いません。「使え... よく、読書をする人のことを「読書家」と言います。でも、私自身はあまりこの言葉を使いません。「使えません」といった方が正確でしょうか。代わりに、「読書好き」という言い方にとどめています。 まだまだ「読書家」は名乗れないなあ、と痛感させられるのが、このような1冊を読んだときです。久しぶりに新書の紹介をしようと思います。選りすぐりの近代文学の書き出しから作品を論じていく「名作の書き出し」という1冊です。筆者が用いているのは、文学解釈で用いられている有名な論の1つ、「テクスト論」です。 目から鱗のテクスト論 みなさんは小説・文学を読むとき、どんな読まれ方をするでしょうか。私の場合は、これまでのレビューを読んでいただけば分かるように、「本の向こうにいる作者を想定した読み」をすることが多いです。 この作者は作品を通して何を伝えたいんだろう この作者はどんな思いでこの文章を書いたんだろう そんなことを考