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「留め金」海底の山破壊が大震災誘発 防災科学研が分析 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
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「留め金」海底の山破壊が大震災誘発 防災科学研が分析 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
東日本大震災の巨大地震は、プレート(岩板)境界に沈み込んだ海底の山(海山)の破壊が引き金となって... 東日本大震災の巨大地震は、プレート(岩板)境界に沈み込んだ海底の山(海山)の破壊が引き金となって起きた可能性があることが、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の分析で7日、分かった。謎だった巨大地震の仕組みの解明につながる成果で、12日から静岡市で開かれる日本地震学会で発表する。 この海山は現在、宮城県沖約150キロの海底下にあるとみられる。太平洋プレートに乗って西へ移動しており、約100万年前、東北地方が乗っている北米プレートの下へ日本海溝から沈み込み始めたという。 東北地方の日本海溝沿いのプレート境界は摩擦が小さいため固着しにくく、マグニチュード(M)9級の巨大地震は起きないとされてきた。しかし、この海山がプレート境界に引っ掛かることで“留め金”の役割を果たし、巨大エネルギーが蓄積されていたらしい。 今回の分析で、海山が数百年程度の間隔で一部が壊れて留め金がはずれ、プレート境界が