ぼくが『とある魔術の禁書目録』を読めない理由 - 積読を重ねる日々

・やっぱオタク的に『とある魔術の禁書目録』を理解できていないのはまずいなあ。面白い面白くないはともかくとして、もうちょっと分析した方がいいかもしれないような気がする。最近のライトノベルの傾向と言うか、オタク的な要素をチェックする上でも重要な気がしてきた。 ・ただなあ、この作品、どうしても序盤の壁が厚いんだよなあ。面白さの本質まで食い込めない。いままでこの作品には、アニメも含めれば４回くらい挑戦しているんだけど、未だに途中で挫折してしまう。 ・別に、面白くないわけじゃない。面白くないわけではないのだが…なんか癇に障るというか。読んでいて、苛立ってしまう。 ・それがなぜかと言う点は、実は大体分析できている。ひとえに主人公の人格が腹立たしいのだ。彼の行為に何一つ裏付けが無く、基盤となるはずの倫理観が曖昧な点が苛立つ。なんのために主人公は事件に関わるのか、その心理描写があまりにもおざなりにされてい

[houyhnhm]

倫理観、ってモノの方が「まとめられた後付け」なので。／上条さんは、ちょっと主人公にしては揺るぎ無さ過ぎ記号化し過ぎだけど。新約はまだ分からんけど、御陰で背景の凝りようが単に緻密なだけになりかけてる。

[maturi]

ライトノベルの”若き天才”にイラっとしたのでクビキリサイクルの続きが読めない

[SHA-320]

多種多様なタイトルが乱立する中、設定は設定でしかないという事で説明責任がなくなってきたのだと思う。

[mikemaneki]

一巻はともかく、二巻以降は割りとその「歪み」ははっきり出ていると思う。彼は「上条当麻」になりきろうとしているというのが歪んでいるのだ。

[genesis]

曰く，「読んでいて、苛立ってしまう」「ひとえに主人公の人格が腹立たしいのだ。彼の行為に何一つ裏付けが無く、基盤となるはずの倫理観が曖昧な点が苛立つ」「それが、上条当麻と衛宮士郎という主人公には共通