個性は求めて得られるものではない - ２４時間残念営業

2012-12-27 個性は求めて得られるものではない http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20121225/1356437631 引き合いに出されていたので読みに行ったんだけど、なんか違和感がある。 こういうときは、実は書いてる人の言いたいことを読んでるこっちがわかってないパターンがひとつ、あとひとつは文章が扱っているテーマが大きすぎて、そのテーマに対して説明が足りないみたいなときに起きる。たとえば「人はいかに生きるべきか」について、エントリひとつで説明できてしまようなものは、そもそも大嘘か、あるいは書いてる人が考えていることのごく一部のダイジェスト版でしかない。仮に後者だとして、それで読んだ人が「なるほど！」と思うためには、読者のほうの勘がべらぼうにいいか、あるいはわかってふりしてるかだ。 俺の場合「違和感がある」は「言語化できない」というかたちであらわれる。

[lostman6]

ほとんどの人にとっての「個性」は、他人に対して見出すレッテルであって自分自身どうなの？ってなると表現できない。他人はちくわの穴に注目するけど、本人がせっせと作ってるのは「実」の方だからね。

[fahrenheitize]

これを読んで、自分がこの人の文章が大好きなのは泥臭く突き破っていく部分と、思っていることをこれでもかってくらいに語ってくれることなんだなってなんか思いました。

[raf00]

「個性は俺を救った。しかし、それと同じだけ、俺を痛めつけてきた。年食って、メリットを活用して、デメリットのほうを宥める技術が多少は身についた。若いころは、これが完全に逆転していた。」素晴らしい文。

[blauburg]

個性ってのは行動の積み重ねの結果系でしかないよね。あと、自覚可能なものは個性じゃなく、意識的に身に付けた技術のようにも思う

[repon]

店長のラジオがあったら、俺絶対聴く。直接話を聞きたい人が多い／http://blog.szk.cc/2012/12/26/aged-school-culture/ 学校（工場・軍隊・病院）装置が身体を規格化し産業が発展した。個性が乱立した後は基礎能力が求められるきっと

[bloominfeeling]

この人の文章はいつも最後の一文が素晴らしいと思う。/個性的でない人間、というのは存在するのか？みんなどこかおかしく、「他者」と生きるために覆い隠そうとするけどそれがちらりと見える気が。

[chintaro3]

「本部の担当の人が変わるたびに「おかしい店だ」というようなことを社交辞令混じりにいわれる」　さもありなん。

[AltNight]

わりと共感する。自分はMK2さんみたいに「はてな村のコンビニ店長」みたいに属性で認知されてないし、あるいはされにくい言動をしているけど

[borjia]

個性は人の評価。自ら作ろうと思って作るものではないと思う。だから、万人に個性がある。存在する以上評価はつきものだから。

[charliecgo]

私は個性はワキガのようなものだと思っています。

[mizuironotown]

たまたまふつうではないひと

[Ohgyoku]

"俺には「個性的であれ」という言説は、ときどき「苦しめ」と読めるときがある。"

[q1703]

「かっこよく書きたい」とか「おもしろく書きたい」とか思ったときに、自分自身の内部にはそれを実現するだけのものがない、となればどこかから借りてくるしかない

[lucifer_af]

「アホみたいに同じことを繰り返す、あるいは考えつづけたはてに、ようやく「その人らしき性質」っていうのがあらわれるのであって、その逆ではない」

[tatsunop]

個性って普通幻想の裏返しってだけだよなぁ。どっちも観察者とのずれによるレッテルで、そこに何かを求めていくのって大概徒労な気がする。

[ume-y]

「俺には「個性的であれ」という言説は、ときどき「苦しめ」と読めるときがある」

[zirou1984]

「俺には「個性的であれ」という言説は、ときどき「苦しめ」と読めるときがある」そう、個性ってのは過去の経験の集積な訳で、逃れられないという意味でそれは一種の呪いなんだと思う。

[tinsep19]

若いころは、これが完全に逆転していた。なにしろ「ふつうの人たちはちゃんと努力してふつうになったのに、それができない俺は怠惰極まりない人間だ」と思い込んでいたくらいだ。

[sawasawa12]

ちなみに、仕事にしろ趣味の文章書きにしろ、それがある程度の成果を生むようになった根底には、単純作業の繰り返しがある、ということは言っておきたい。アホみたいに同じことを繰り返す、あるいは考えつづけたはて

[guldeen]

『売れればとにかく勝ち』という非情な世界の中で、日々の積み重ねが結果的に"ヘンな個性の店や店主(ただし、よく売れる)"を作った、とも読める。オンリーワンってのは「狙ってやって当たる」類いのものじゃない。

[mythm]

個性、というものに対しての至言は、光浦靖子の「直そう、直そうと頑張っても直せないもの。それが個性！」だと思う。見つけたり探したりってなんか違う。

[naglfar]

「文章で○○だと思った」と中の人を当てられたことがあるので考えさせられる。

[hiroomi]

「個性は俺を救った。しかし、それと同じだけ、俺を痛めつけてきた。年食って、メリットを活用して、デメリットのほうを宥める技術が多少は身についた。若いころは、これが完全に逆転していた。」

[bartleby0911]

自分自身の内部にはそれを実現するだけのものがない、となればどこかから借りてくるしかない。「借りてきた」という自覚のないときに、その行動は痛いものとなる。

[SasakiTakahiro]

「個性的であれ」という言説は、ときどき「苦しめ」と読めるときがある。

[mokeere9]

ほぅ

[sugimo2]

うん。

[KariumNitrate]

個性≠ウリ　かな。▼毎回創意工夫することを単純作業って言ってしまえる人に私もありたいorz