《第1回》 「暇と退屈」、その臨床的ポテンシャル――國分功一郎氏を迎えて 〈前半〉 ｜ Matogrosso

朝際イコ 『カフヱーピウパリア』 大正十四年、浅草でひっそりと営むカフヱーピウパリア。昆虫学者がオーナーの、文化人達が集う個性的なカフヱー。ここで働く女給さん達もまた、ちょっぴり“ワケあり”で…。

[hharunaga]

「消費というのは観念からほとばしり出るアウトプットであって、浪費というのは逆に物質から戻ってくるインプットに近いと言えるのかなと思います」（熊谷晋一郎）

[facet31]

熊谷×國分'12年の対談。「水中毒」に陥った精神病患者に対するケアが興味深い。患者とスタッフで「水の美味しさ」を分かち合うことで観念的なアディクト（＝消費）を物質的な気晴らし（＝浪費）に変えること。

[nebokegao]

「消費というのは観念からほとばしり出るアウトプット／浪費というのは逆に物質から戻ってくるインプットに近い」