「自分の意見の反対側に立って物を考えてみる」というスタンスのお話: 不倒城

随分昔の話だ。まだ中学だか高校くらいだった頃、何の時間だったか忘れたが、ディベートの授業を受けたことがある。 議論のやり方とか細かい話には立ち入らなかったのだが、その時はなかなか面白いやり方だと感じ、今でもたまに思い出す。一言で言って、「自分が反対する立場に立って議論をする」というものだったのだ。ある程度ディベートの経験がある人にはそもそも当たり前のスタンスなのだろうが、当時の私にはなかなか新鮮だった。 確か、その時のテーマは「死刑制度存続に賛成か反対か」だった様に記憶している。私は随分口が回る方だったので、トップバッターとして自分に反対する論客として指名されて、随分難儀したことを覚えている。 当時、私の先生はこんなことを言っていた。 「自分に反対する立場の人だったら、自分に何というか？を考えろ。自分に反対する立場の論拠を考えろ。議論のテクニックがどうとかはそれが出来るようになった後だ」

[takerunba]

基本的にディベートが成立する論点では、賛成側・反対側が拮抗している。どちらかが一方的に有利だったらディベートにならないわけでね。

[name-25137412]

真っ当な議論ができないというか、そもそも自説を押し付けたいだけで議論をしようと思ってない人が増えてる印象。昔からそうだけど可視化されてるだけかな。

[omi_k]

いわゆる"ディベート"においては、反対側に立つといってもキリスト教的倫理観を踏み越えるようなことは基本的にしませんよね。日本人の場合議論を玩ぶ人は倫理も手軽に弄ぶ印象を持っています。

[izure]

話が通じない人の脳内をシュミレーションすると、絶望的な気分を加速出来て楽しい。

[yudai214]

@logout五目並べをしよう。相手の勝ちパターンを未然に防げば負けない　※ただしry

[U1and0]

議論と説伏と口げんか

[moons]

「うみねこ」メソッド

[narukami]

はっきり主張してると主張を好まない人に投影され逆に「「相手の意見は明らかに間違っている」というスタンスでしか議論をしない人」扱いされる。一度言い返してみたら？と思うがそれをせぬ事すら尊重せねばならぬ。

[fumisan]

相手の立場に立った目線で物事を考えるというのは良く思うけれど、目線の源泉は思考なのでよくよく考えればその思考まで考えないとコントロールできないんだよなぁ。

[ueshin]

「自分の正しさ」にしがみつかせるものはなんだろう。

[blauburg]

彼を知り己を知れば百戦して危うからず、という側面もあるやもしれず