大バカブックマーカーの必要性

今日のシロクマ日報で紹介した、日本動物行動学会 Newsletter No.43 の記事「お利口ばっかりでも，たわけばっかりでもダメよね!～『集団』行動の最適化～」がなかなか面白いです。タイトルといい、文中に登場する「お利口個体」「バカ個体」という言葉といい、科学者らしからぬワーディングが素敵。特に興味を引かれたのが、西森拓さんの「アリをモデルにしたシミュレーション模型」という部分ですが、短いので該当部分を全て抜き出しておきたいと思います： 第二演者の西森拓(大阪府大院・工・数理工学)は，アリをモデルにしたシミュレーション模型により，ランダムに餌が出現する２ヶ所の餌場での採餌行動において，個体のフェロモン追従効率の個体差がどのような頻度で存在するのが効率的なのかについて検討した研究を紹介した。興味深いことに，フェロモン追従効率において，フェロモン濃度に正確に反応する「お利口個体」のみでは時

[hiragisan]

「大バカな個体の方が、効率改善により貢献していた」

[boxeur]

"「お利口ばっかりでも，たわけばっかりでもダメよね!～『集団』行動の最適化～」がなかなか面白いです。"

[toshi123]

働きアリは全体の20％しかいないみたいな話があるけど、それが最も効率的な割合なのかな。バカ個体の割合って意味では人間のコミュニティでもある程度その割合が保存されている様な気がしなくもない。

[julajp]

稀代のおおうつけもの～とか。amebaとかをたまにはウォッチングするのも希少だったりしますね～。

[riko]

私がブクマしてもいいのね

[shigeo-t]

お、おれのことかー。

[udy]

どれだけ検索技術を磨いても、知らない/興味がないワードで検索はしない、みたいな。あるいはノイズを組み込むことによる集団のリスクヘッジ。