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大江健三郎『洪水はわが魂に及び』考察:序~核と洪水と世界の終わり~ - かるあ学習帳
大江健三郎は日本で2人目のノーベル文学賞受賞者である。大江さんは大作小説『洪水はわが魂に及び』を執... 大江健三郎は日本で2人目のノーベル文学賞受賞者である。大江さんは大作小説『洪水はわが魂に及び』を執筆し、野間文芸賞を受賞した。しかしこの『洪水はわが魂に及び』、ちょっと手に入りにくい本なのである。それでもこの小説には名作の予感が漂っていたので、私はメルカリで上下巻の古本を入手した。試しに読んでみたらやっぱり面白かった。世界の終わりを思考し、人類の傲慢さを告発する超良作だったよ。 『洪水はわが魂に及び(上・下)』 大江健三郎 新潮社 1973年9月30日発行 大洪水よ、ワイにかかって来いやあ! まずは、この小説に名付けられた『洪水はわが魂に及び』という仰々しい題名について考察したい。私が買った古本には、大江さんと渡辺広士の対談が掲載された小冊子が付属していた。大江さんはこの対談で、旧約聖書のヨナ書で表現された「大洪水による終末」にインスパイアされて小説の題名を思い付いたと言っている。しかし私
2022/10/08 リンク