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『地政学から考えるシリア』
シリア問題はシリアだけを見ていては語れない。そこで起きている現象は、単なる内戦ではない。 イラン、... シリア問題はシリアだけを見ていては語れない。そこで起きている現象は、単なる内戦ではない。 イラン、イスラエル、トルコなどの周辺諸国の介入があるからだ。またロシアと欧米という地域外の大国の関与がある。となるとシリア国内情勢に加えて、地域政治、そして国際政治という3つのレベルからの多層的な分析でなければ、錯綜する状況に太刀打ちできない。 こうした状況を一変させかねない変化がアメリカで起きた。いうまでもなくトランプ大統領の誕生である。この大統領の誕生とタイミングを合わせたように出版された書籍に依拠しながら、シリアをめぐる地政学を考えてみたい。 勧善懲悪ではない まずシリアに正面から取り組んだのが、青山弘之東京外国語大学教授の最新作『シリア情勢』(岩波新書・2017年)である。本書によれば、シリア情勢はアサド大統領が悪人で反体制派が善人という単純な勧善懲悪の物語ではない。しかも世界が期待を寄せてき