かぐや姫の物語のラストシーンが駄目駄目な理由

先ほど初観。噂通りの地雷臭が凄い作品だった。 ジブリ美術館の15分短編作品にする程度の企画を、あの期間と人数と予算使ってコレ!?っていう。 絵の動きや話のアレンジはそれなりで、動きとかに「おお！」っていうのは所々あるけど、 それほどか？というのが率直な感想。 で、本題。 ラスト近く。月の住民がかぐやを迎えに来た際、その姿をどう表現するのか。 ここは作り手の見せ所の一つ。 当然宇宙人っぽい雰囲気は一切出しちゃ駄目だよね。そこで当時の遠い異国、 インド伝来の異国の仏を連想させるものとして表現した所までは良かった。 ああこうきたか、と。と思ったが、興ざめしたのがその直後。 月に帰るかぐや姫が振り返って自分の故郷を眺めるシーン。 試行錯誤の結果あれでも、意識しないであれでも納得いかない。 振り返るかぐやの後ろに、青い地球がまーるく、どーん！と、映っていたのである。 それは駄目だろう、と。 宇宙戦艦

[cider_kondo]

これはこれで正しいと思う。トラバの「現代的な」もそれはそれで間違いではないのだが。面白い。

[fulci]

かぐやは月にいたから地球を見てるでしょ。

[jimusiosaka]

あのラストシーンは、『火垂るの墓』と同じで、これは現代に生きる私たちの物語でもある、ということを強調するためのものと思われたので、個人的には非常に納得できたのですが、感じ方は人それぞれですね。

[kaeru-no-tsura]

うん、丸い地球イラナイ。竹にあんな豪勢な仕送り仕込めるくせにそこは物理移動するんだ…ってなる。かぐや姫目線の、これまでの記憶が消えていく描写が欲しかった。おっぱい越しに見た媼の表情や齧り付いた瓜とか

[sgtnk]

その当たりのドライさは設計の割り切りだなぁ。あと現代で作るのだから『現代的』なのは当たり前で、その上で当時と共通の普遍的価値観を描き出せるかが作品の肝なのだと思う。

[ryokuchan]

わかる。あそこのシーンはとてもがっかりしたよ。興醒めだったよ。

[amanoiwato]

こういう演出も含めて、古典「竹取物語」のアニメ版ではなく、あくまで「竹取物語」を原案にした「かぐや姫の物語」という高畑勲作品だと割り切って観た方がいいな。

[zeromoon0]

不死の薬をバッサリ切り捨てたとわかって時点で「地球ｗｗｗ」という感想しかなかった。

[nejipico]

月は丸く見えてるんだから地球も丸じゃあかんのか？

[real_tax_url]

関係ないんだが、ラストの振り返りでかぐや姫の記憶が戻ったというような解釈をする人がいるのはナゼ？　あんなにあからさまに天女の歌のメロディがBGMに挿入されているのに。

[sawaglico]

わかる。お迎えはご来迎なのに、地球は丸いのかよ！月に阿弥陀様いねーよwって言わざるを得ない。

[kamei_rio]

完全に同意しつつ。あれは「地球オチ」あるいは「地球投げ」という超上級者向けのギャグだ！と脳に納得させました。映画館で。

[ustam]

「ムーンウォークで帰ります、かぐや姫だけに」って言っちゃった時点でダメだと思った（言ってない）

[G17]

三回寝た。今年度は日本でもディズニーが圧勝でしたね。正直高畑監督はジブリ社員と宮崎監督に謝るべきだと思うよ。これがあまりにひどかったためにその後社員削減とかいいだしたんだから。

[houyhnhm]

水輪とかそんな話もありつつ。

[kujoo]

・・・あれ？

[htnmiki]

古典を現代的解釈で描写していいのか問題とか難しいな

[oryzae509]

完全にSFとして観てたから別に。

[inukorori]

あまり関係ないけど涅槃図とか仏像様式とかの図表たくさん入ったご本読みたいなあ

[nuryouguda]

そもそも振り向かせる時点で興ざめ。帰るなら帰るで中途半端はダメ