出生率という言葉が表現していないこと

2種類の生物を考える。 生物Aは生まれて一年で雄と雌を生み、その後は子供を産まない。そして三歳で死ぬ。 生物Bは生まれて三年で雄と雌を生み、三歳で死ぬ。 生物Aの雄と雌がおり、この生物には近親交配によるペナルティーを受けないとすると、 A1とA2のつがいは、一年目にA３とA4を生む。 二年目にはA3とA4からA5とA６が生まれる。三年目にはA1とA2は亡くなるが、A5とA6からA7とA8が生まれる。 三年目の人口は6人から8人となる。 一方生物BのB1とB2のつがいは、三年目にB3とB4を生むと亡くなってしまう。 この場合、三年目の人口は2人から4人となる。 生物Aも生物Bも出生率は2であるが、人口の変化はこれほどに違う。いったん定常状態になれば生物Aも生物Bも人口は安定するのだが、もし出生率が2.1であったり、1.9だった場合の人口変化は格段に違うだろう。 だが、我々が見ているのは出生率

[narwhal]

人口減少を一時的に食い止めるため、平均寿命を120才に伸ばして定年と年金支給開始年齢を100才にしよう！　増田も言うように定常状態になれば意味はないので、その後も継続して寿命と定年の延長を図ろう。

[migurin]

せやかて工藤、それでいうと平均寿命が延びてるんやから、平均出産年齢も高くなるのは必然なんちゃう？