利用客減などを背景に、JR駅構内にある「みどりの窓口」などの有人の切符販売窓口が減少し、毎日新聞が集計したところ過去3年で35%が閉鎖されていた。大型連休(ゴールデンウイーク)は混雑が予想され、「不便」と感じる人もいるだろうが、JRは「むしろ便利になった部分もある」としている。 ◇JR東日本は半減 毎日新聞が全国のJR6社に2021年4月と今年4月時点のみどりの窓口(JR東海は「きっぷうりば」)の設置駅数を聞いたところ計1183駅から計760駅へと、35%も減少していた。JR東日本、西日本の2社は今後も削減を進める方針で、減少傾向は当面続く見込みだ。 減り幅が大きかったのはJR東日本(440駅→209駅)、JR西日本(360駅→173駅)、JR四国(32駅→16駅)の3社で、いずれも半減していた。 削減理由についてJR西日本は…