俳句の名句も知りたい

https://anond.hatelabo.jp/20220130195853 私は元増田じゃないのだが。 短歌は情緒的だったり陶酔的だったりするのが多い気がして苦手なのだけど、 ブクマ見てたらこれいいなというのが結構あって発見でした。 この勢いで俳句版も頼むよ。

[sonzinc]

種田山頭火の「雲がいそいでよい月にする」「うしろすがたのしぐれてゆくか」が好き。／想像以上に山頭火好きの人がいて、なんか嬉しくなった。

[daydollarbotch]

条文川柳は多いが（https://togetter.com/li/462206）俳句は難しい。「売春の周旋をする目的で」（売春防止法6条2項柱書）

[cohal]

情緒的・陶酔的が苦手で、俳句に行くのは正しい。個人的に好きなのは池田澄子。句そのものじゃないけど漫画『ほしとんで』もおすすめ。あとたぶん、現代川柳も好きそう（『はじめまして現代川柳』あたりからどうぞ）

[pha]

露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す （西東三鬼）←ダイナミックで好き　じゃんけんで負けて蛍に生まれたの（池田澄子）←かわいすぎる ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•

[ameshonyan]

私も種田山頭火好き。「分け入っても分け入っても青い山」

[kou-qana]

間違えて短歌増田にトラバしちゃったけど、「短夜や乳ぜり泣く子を須可捨焉乎 」竹下しづの女。名句かどうかわからないけど、「とんがつて乾くシーツやてんとむし」母の作。

[Ayrtonism]

「分け入っても分け入っても青い山」とか。自分はリズム重視なのかな。

[Caerleon0327]

For sale: baby shoes, never worn（売ります、未使用のベビーシューズ）クロールの息つぎを見て恋終わる（第13回伊藤園おーいお茶俳句大賞・高校生の部大賞）

[watto]

一昨年は「はてなハイク」があったのに…ぐぐったら3年前だ間違えた。季語がない？ 突っ込まないで。知ってるよ！ 575にすればいいってもんじゃない。何よりも自然に見せる欲がある。やりすぎは興醒めですねすみません

[ponponhanahana]

万緑の中や吾子の歯生え初むる/旅ここまで燭煌々と精神科

[peketamin]

世の中は　桜の花に　なりにけり (良寛)

[grisella]

てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った（安西冬衛）←俳句ではなく一行詩らしい。冬菊のまとふはおのがひかりのみ（秋桜子）冬蜂の死にどころなく歩きけり（村上鬼城）あんずあまさうなひとはねむさうな（室生犀星）

[osaan]

除夜の鐘　俺のことならほっといて（中村伸郎）

[nitino]

まっすぐな道でさみしい（種田山頭火）

[HBK-mn]

梅雨の頃、芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花」を頭に浮かべると雨に濡れたネムの花がなんとも美しくて雨も良いなという気分になります。

[ao-no]

情緒・陶酔を排したいならホトトギス派がよいと思う。子規先生がそういうのこてんぱんに嫌ったから。それと一茶や樗堂。「鶏頭の十四五本もありぬべし」

[shiroikona333]

芭蕉は有名なので蕪村「朝がほや一輪深き淵の色」「蘭の香や菊よりくらき辺りより」「巫女に狐恋する夜寒哉」芭蕉のかるみは至高なんだけど芭蕉より色っぽいところがあってこれはこれで好き。

[KariumNitrate]

それにつけても金の欲しさよ。（季語は煮付けかな）

[kanimaster]

コサージュを挿すひともあり春近し 可児

[henno]

おもしろきこともなき世をおもしろく -高杉晋作

[akihiko810]

プレバトには長く続いてほしいと思う

[somefiles]

池田澄子いいよ。「ピーマン切って中を明るくしてあげた」「屠蘇散や夫は他人だから好き」/条文で五七五なら「学問の自由はこれを保証する」（憲法第23条）

[mazmot]

あとで読む。ブクマカたちのお気に入り

[aceraceae]

蕪村とセットでばかり語られるけど炭太祇の自然な感じが好きだな。近代なら戯曲家でもあった久保田万太郎の句もいい。

[behuckleberry02]

「洋服の青山付近の白ピクミン」　ピクミンブルーム　「危機管理室長不在春隣」　『ほしとんで』より

[hiruhikoando]

さっき間違って短歌upしてしまった。/湯豆腐やいのちのはてのうすあかり（久保田万太郎）去年今年貫く棒の如きもの（高浜虚子）

[tonaxi]

「木曜の晩には誰もダイブせず」涼しげな夏の終わりを想起させる打ちたての新蕎麦のような佳作ですね

[hwalker]

「わかれてきた道がまっすぐ」種田山頭火。山頭火といえば「分け入つても分け入つても青い山」が有名ですね

[fromAmbertoZen]

「魔がさして糸瓜となりぬどうもどうも」(正木ゆう子)

[ichigocage]

夏目成美「のちの月葡萄に核の曇りかな」/ちょうど田辺聖子の「ひねくれ一茶」読んでたからタイムリーだ。一茶はめちゃくちゃ作品が多いけど「袖口は去年のぼろ也梅の花」「あつさりと春は来にけり浅黄空」が好き

[goldhead]

向日葵や信長の首切り落とす　角川春樹

[mobanama]

咳をしてもひとり//「朝顔やつるべ取られてもらひ水」は子規には「人口に膾炙する句なれど俗気多くして俳句といふべからず」「「もらひ水」という趣向が写生から離れて「俗極まりて蛇足」だから」とボロボロらしい。