さよなら絵梨の論点を整理したい

追記：整理と言いながら大分とっちらかってしまったので要約。 ・少なくとも、スマホの主観視点になっていないシーンは編集済み=虚構。ほかのシーンについては解釈の余地あり ・どこが虚構でどこが現実かについては作者にとって重要ではない。重要なのは読者が気持ちよく思い出を残すこと。 ・爆発オチや、思いつきそうな感想を先回りして潰して大量に予防線を張ることで、まじめに言及したら負けのような状態を作っている。多少の言い訳なら鼻につくところだが、やりすぎることによって逆に面白くなっている。 ■本作は五重構造になっている ①母親の最期を看取る主人公 ②を映画にして上映したが、盛大に失敗。謎の女と共にリベンジで映画作る主人公 ③の出来事を振り返る中年の主人公 ④に爆破オチを追加した主人公 ⑤という映画の体裁にしたマンガ あとは無数の映画のオマージュ、それから作者の過去作や実体験も重なってくる。 ■どこまでが虚

[cdijopvw]

一見茶化しが多く信用ならないけど、人間とか創作への讃歌には割と嘘がない作家だと認識してる。なので作中のどこまでが虚構かとかは重要とは思わない。(考察の楽しさ自体は否定しない)

[aminisi]

（爆発オチで象徴される）フィクションのパワーが人を救いうる、という表現の為にどれが虚構と解釈しても話と撮影編集する優太の心理が成立する作りなのは凄くアクロバティックで芸術点高い。全パターンの解釈欲しい

[esbee]

『マンガなんだから全部虚構だろ』という立場だが、200ページに感動・ギャグ・ファンタジーから謎解き要素まで加えたタツキ先生のサービス精神と努力にはリスペクトしかない。“天才”と一言で説明するのが逆に失礼…

[chabooooo]

たぶん作者がやりたいのはB級海外映画の漫画版であって爆発オチのエンタメ作品以上の考察はナンセンスだと思っている。

[srgy]

絵梨の友人に「(普段はしてる)眼鏡も歯の矯正も取って撮影した」と答えてるけど、病院の屋上で出会った時点でノー眼鏡なんだよな…(この時点で既にフィクション？ それとも「眼鏡と歯の矯正をしてる」が嘘？)

[zenbu_yokunaru]

SNSの発展でエンタメ分野に新しく「考察ありき」みたいなものが生まれた気がする。良いとか悪いとかではなく、シェア文化が楽しみ方を大きく変えた感。/作者の思想、読者の思想、そのどちらも侵されざる領域とは思う

[junjun777]

一応、漫画の世界なので吸血鬼も爆発も本物、という選択肢もあるんじゃ？作中の本当っぽい発言が本当かは不明。「1本目の映画」の上映会は本当のこと？という無限の妄想を受け止めて、破綻してない作品。

[kaz256]

絵梨と会ってからは全て創作と考えた。ドキュメンタリ風の部分も撮り直し。母の件のタッチを生かしたまま入れ子構造で作った屋上屋。やつれた絵梨のワンカットは頑張って痩せた。死んだ美少女はいなかった。でどう？

[ani11]

話ずれてるし伝わらないと思うんだけど、虚構か現実か論ってどの漫画キャラが最強か論と同じ寒さを感じてしまう

[scorelessdraw]

こういうのは乗ったかったもん勝ちなので言わせてもらうが、なんで「絵梨の友人」はホンモノと思ったんだろう。

[MIchimura]

予防線を死ぬほど張ってるの自分は冷めてしまってあまり楽しめなかった。労力をかける場所が違うだろと思って…。

[rrringress]

インセプションをシリアスにならないようにエモくやったものだと思う

[maxk1]

最後の爆破は地球が割れる並のインパクトだと思うのよね〜

[doko]

興味がもてない

[greenbuddha138]

こんな まんがに まじに なっちゃって どうするの

[yuzuk45]

読めない…野暮ですよ凄く面白かったでいいです

[RM233]

マンガを読むにあたり、これはマンガなんで全体が虚構って考えは個人的には避けたい。この作品全部が映画だった、は一説としてはありだと思うけど、これマンガだから、は作品の余韻から冷めちゃう

[uotocs]

論点を整理というよりは自説を語るだけになってない？複数解釈のあるところまとめてくれたのかと思った。

[nakag0711]

物語とは人物の行いの美しさを表現する芸術である。あの話はそれを踏まえた創作論だね。ただそれを本作自体に適用して評価すると、創作を奨励する少女は美しいという話になっているので創作者の内輪ネタ感が否めない

[N0TBUT]

正解はないと思うけど、こういうふうに楽しむことも織り込み済みの漫画だったと思う。切り口を変えると物語も変わる、それが何個も仕込まれてる、みたいな。タツキの答えを描かないところが好きだなー

[nomono_pp]

”まじめに言及したら負けのような状態を作っている。”　この作家のこういうところが苦手

[yas-mal]

やっと絵梨の眼鏡の話が出来る！／気になってるのは、眼鏡と矯正のネタばらしをしたのに、ラストで登場するのが眼鏡無し版で「映画の中の虚構の絵梨」という点(「映画を一緒に作った絵梨」ではなく)。消化できてない

[turanukimaru]

カメラは必ずしも真実を映さない。だけどマイクは編集はされるが嘘をつかないし言葉は恐らく本音か切り取り。言葉にウソはないことにして読んでも吸血鬼含め話は成立してる。落ち含め無音にも無音である意味がある。

[gcyn]

まずこの現実の意味世界こそがメタと引用の重なりだけでできていて、しかし実存としての自分は居るということへの接続がもっとさらにあっても良いのではないかと感じましたけど、まだメモ段階だから別に良いのか。

[moreguts]

ファンタジーな内容だけど、ラストは唐突でない"現実的"な爆発オチの手持ちカメラ撮影風な疑似ドキュメンタリー映画が実際にあって、その映画の監督が『ぼくのエリ』をリメイクしているって事実があるんですよ。

[solidstatesociety]

おとうさんの話が抜けている

[evans7]

タコピーの原罪もさよなら絵梨も奇跡的に同じテーマなんだよな。同時期に天才たちの作品を読めたことに感謝しかない。

[mventura]

虚構は否定されることなのか？に対しどんな風に思い出すか決める力は凄いという答えが全体にかかってる。爆破で物語を虚構にしてるが真実がどこかにはある（ラスト撮影でなく妄想かも）或いは"物語と私の共感"の中に

[chainwhirler]

作品の読解でこうやって1ページずつ見ていこうとする近視眼的な姿勢、マジでセンスないよ。

[loud_minori]

映画で言うとインセプション。

[Akech_ergo]

ルックバックで作品を生み出し続けることへの信仰みたいなものを感じていたので、今作も最後の爆発オチがメインメッセージではないだろう、と感じていたところ、非常に腑に落ちる考察だった。予防線かー。

[watatane]

深読みしすぎだって。

[sato-gc]

ていねい。こういう整理力足りないので助かる。

[HtandJING]

『漫画だから全部虚構だろ』っていうひと、話が通じなさそうでこわいな

[yunotanoro]

メメント・モリという言葉を映画「メメント」に直結させてしまう点からボキャブラリーの無さが伺える。虚構は爆発のみ。それ以外は全てが真実だ。キスは本当だけど、振られて付き合え無かったのも本当でしょうね。

[typographicalerror]

読書感想文みたいなやつかな、とおもったら読書メモだった