MySQLで直感的じゃない動きをするRAND()とSYSDATE()について - なからなLife

端的にいうと SELECTのWHEREの条件の「右辺」に、RAND()やSYSDATE()のような非決定性関数を使うと、想定外のことが起こる。 戻ってくる行数が想定と異なる。 Indexが効かなくなる。（テーブルフルスキャン走る） どっちもなかなかのインパクトです。 追記：2019/05/30 PostgreSQLもMySQLと同じ挙動でした。（9.6と10系で確認） Oracleは、MySQLやPostgreSQLとは異なり、想定通りの件数が返ってきますし、Indexも効いてました。（11g R2で確認） 追記：2019/05/31 「PostgreSQLもMySQLと同じ」なのは、「ランダム関数利用時の挙動」です。日付系は調査しきれてません。 公式ドキュメントを読む限り、clock_timestamp()やtimeofday()を意図的に使わない限り、１つのSQLの中で違う日時を取り直

[stp7]

“JOINや@変数で、非決定性関数の評価結果を先に確定してあげると、「普通のSQL」として機能する。” 可読性下がらないよう注意しながら使おう。

[JULY]

「直感的じゃない動き」の前に、「こう書いたら、この文の評価ってどうなる？」という疑問を持つための直感力を養っておきたい。

[tazyamah]

評価されるタイミングは抑えておかないと、ときにえらい目みるよね。な話の典型になりそうだなー。

[rryu]

非決定性関数を使うと最適化できないので実際に全ての行に対して式を評価しなければならないが、最適化されている方の挙動で考えてしまったということっぽい。

[call_me_nots]

“JOINや@変数で、非決定性関数の評価結果を先に確定してあげると、「普通のSQL」として機能する”