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日本のガウディと呼ばれる男。建築家・梵寿綱インタビュー1983年、早稲田大学前にそびえる奇怪な集合住... 日本のガウディと呼ばれる男。建築家・梵寿綱インタビュー1983年、早稲田大学前にそびえる奇怪な集合住宅「和世陀」(わせだ)をつくった建築家・梵寿綱(ぼん・じゅこう)。アーティスティックな彼がつくる建物は、いまなお斬新で、生命力にあふれている。梵寿綱とはいったい何者なのか。彼の言葉を通して、その迷宮の扉が開く。 聞き手=編集部 自身の建築「和世陀」前にて Photo by Koki Sunada ──「和世陀」のイメージはどこから生まれたのでしょうか。 できあがったものを見ると、こうしたいと僕がイメージしていたように見えちゃうんだけど、そうではなくて。どんな建物も、事情があって、そうするしかないから、こうなった。ああしたい、こうしたいと言ってそのままできたものはひとつもない。 「和世陀」もイメージというより、自然とできたかたちなんだよね。6階建ての集合住宅をつくるということだけは決まっていて
2020/08/04 リンク