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アドリア海とハドリアヌス/少々早い聖霊降臨 - 散日拾遺
日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。 コメント歓迎、ただし仕事関連のお問い合わせには対応... 日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。 コメント歓迎、ただし仕事関連のお問い合わせには対応していません。 2014年5月6日(火) 一昨日の日曜日のこと: 聖書朗読を聞いていてふとひっかかった。 「14日目の夜になったとき、わたしたちはアドリア海を漂流していた。」 使徒言行録も大詰め27章27節で、ローマに護送されるパウロ一行が粒々辛苦の末、目ざすイタリアに近づきつつあるところ。何がひっかかったかというと、 「アドリア海」(Mar Adriatico)の名は「ハドリアヌスの海」という意味をもっていなかったっけ? ローマ帝国14代皇帝(在位117-138)ハドリアヌス(Publius Aelius Trajanus Hadrianus)は五賢帝の3人目、先代のトラヤヌスがローマ帝国の最大版図を実現したのに対し、これを引き締めて守りを固めたことで知られる。ハドリアヌスの長城はその一象徴
2020/10/29 リンク