科学者のプライド - My Life After MIT Sloan

最近、日経新聞で毎朝一番楽しみにしてるのが、一昨年のノーベル化学賞の下村脩さんの「私の履歴書」。 終盤にかかって、受賞対象になった蛍光たんぱく質（GFP）を発見し、それが徐々に着目されつつある経緯が書かれていて、わくわくしながら読んでいる。 特に昨日の記事は読んでいて、ちょっと感動してしまった。 仮にGFPを私が発見していなかったとすると、代わりに誰かがGFPを発見していただろうか。そんなことは考えられない。仮にそんな予測があったとしても、それを確かめるためには、そのたんぱく質を検出する方法を考案し、（中略） それは膨大な仕事で、誰もやらないだろう。ということは私が発見していなかったら、誰もGFPを発見していないであろう。 これはすごい自信だ。 もちろん、下村先生は、GFPの発見というのがそれほど難しいことだというのを強調するためにこういう書き方をされているが、一方でこれこそが、科学者のプ

[songe]

ゾクゾクした

[H58]

あとづけ。面倒な仕事は、誰もやりたがらない。お金にならないことが、当たることも、ある。結果の出ないことは、凡人では、続かない。

[arajin]

一昨年のノーベル化学賞の下村脩さん「私が発見していなかったら、誰もGFPを発見していないであろう。」

[kwb800]

いまの遺伝子資源の探索状況を考えるにGFPは結構簡単にみつかったかも知れないし、このタイミングでみ見つかったからもてはやされたのかもしれない。でも、プライドは大事だね。

[asrite]

自分しかできないという絶対的な自信。これが持てれば素晴らしい仕事もこなせるのかな。

[MATSU]

かっこいい！＞「自分がやらなければ、他の人には出来なかっただろう。」 と言い切れる仕事をすること。

[SavingThrow]

"下村脩氏「仮に私が発見していなかったら、誰もGFPを発見していないだろう」　MITメディアラボ石井裕氏「百年後、自分が死んだときに残るものを作るべき。それは単純な技術やプラットフォームではなく、思想である」"